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2009年03月27日(金)更新

お別れ

ここのコラムに書くのが適切かどうかわかりませんが
昨日、元従業員の葬式に行ってまいりました

彼は40歳の若さであの世へ逝ってしまいました
当社に21歳で入社以来、昨年まで18年間在籍して多大な功績をあげて頂きました

今週火曜の夜から危篤という事を友人から聞き、それから
彼の人生、そして自分の人生について考えさせられる時間を持ちました

彼はお父さんを幼少の頃になくし、確か中学もろくに行ってなかったと聞きますが
21歳に入社以来、朝の6時に休まず出社するようになり、業務態度は勤勉で知恵が働き、働いた給料を病弱なお母さんに仕送りして、私生活では結婚し子供までできました。また友人もたくさんいたようでした。

しかし彼は本当に当社で何を感じて生きていたのか?
何かを得る事ができたのか?
そして何をしたかったのか?

それは今もわからないままで

そして
自分は今日まで何をして来て、
何に向かって一生懸命頑張っているのか?
誰と一緒に生きているのか?

改めて考える機会、時間を作って頂いたと思いました。

死ぬ事は避けられない事はわかっていたけど
順番もない事も改めて感じました

本当に彼の18年間に感謝しています
そしてご冥福をお祈りいたします