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2010年12月30日(木)更新

愛される理由

高嶋社長、井寄先生、寺田社長 吉田さん
お悔やみありがとうございます

本当にこのような気づかいが嬉しい事が自分の体験で
わかるようになりました

何気ない一言で勇気づけられます

また父のお通夜、葬儀にわざわざ足を運んで頂いた多くの方々も
わざわざ父のためだけに、わざわざ喪服に着替えて、会場への移動時間、
そして式の時間、そして帰路など大切なその方の時間を使っていただく
これほど贅沢なことはない事を改めて感じました
感謝でいっぱいです

ありがとうございました

さて当社は廃棄物業なので年末は戦争みたいになります
今年もおかげ様で爆裂しました

新記録になるほど今年は繁盛させてもらいましたが・・・

お祭り好きの父に見てもらいたかったという気持ちになります

あるお客さんは父が年末になると赤いハンチングハットをかぶり、
笛を吹く姿が「年末の風物詩」と言っておられました

やっぱり風物詩がないとちょっと寂しい気がしますが

ただ社員が一丸となりいつも以上に頑張ってくれ例年の数倍の速さで
廃棄物がかたづきました
社員に本当に感謝です

今年は最後に人生の中で最大の出来事がありました
この事でたくさんの事を学びました

何故父はたくさんの人に愛されて見送られて逝けたのか?

答えの一つは
弔問して頂いた方々の話にありました

生前、たくさんの人々へ父のほうから訪ねて行ったようです
「まいど」と元気な声で入り
「ちょっと近くに来たので」
と言って明るく少し話を

そんな些細なことがすごく嬉しいと多くの人がおっしゃられていました

特に病気を持った人、長年のお得意さん、お世話になった方々
など、用事がなくても顔を見にいく
なかなか簡単なようで難しいです・・

また笑いになる失敗エピソードが多く
例えば歩いている、おばちゃん友達達に
「車乗っていきなはれ」
と言って親切な行為なんですが
全員が乗り終わる前に出発し、ドアがあいたまま・・・

隠すことなく悪びれることなく
全て笑いで終わっていたみたいです

このような積み重ねが
「自分の好きなことをして人から愛される、信頼される、尊敬される」
生き方かもしれません

身を持って父が教えてくれたことでした