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2010年05月20日(木)更新

環境立国 日本

昨日所属している大阪市一般廃棄物適正処理協会の社員総会、研修会があり
ました

その研修会の中でフォーラムがあり市民の代表の方が
「ごみの分別に意味があるのか?行き先はどうなったいるのか?」
と問題提議がありました

法律ではビン、缶、ダンボール等の再生紙、ボロ
などの専ら再生物は運搬許可が必要ありません

しかしペットボトルは一般家庭から出ると一般廃棄物
事業所から出ると産業廃棄物の廃プラスチック類の収集運搬の許可が必要・・・

なので分別されたペットボトルやビン、缶を法律通りにすると
二度手間でガソリンを使って輸送になっています
はたしてその事が低炭素社会に向かっているのか?


専門家の大学教授も
マヨネーズの容器リサイクルなどはまず洗うのが大変で、
洗った汚水が環境によくない・・・
またせっかく洗ってもその容器がリサイクルできるか不明・・・

リサイクル社会といいながら何を持ってリサイクルというのか?
焼却処理がダメなのか?
焼却処理からの発電、発熱はリサイクルにカウントされる定義が必要

と言ってられるし

経済人の意見は「ゴミは経済のバロメーター。今は不景気でゴミさえ出ない
もっと商売してもっとゴミを出したい!ゴミ代高いなぁと言ってみたい」
という意見もありました

過剰包装がNOであれば
包装紙を作っている業界、運んでいる業界、
売っている業界は衰退・・・

エコバックがいいといいながら、押入れに使わないエコバックの山・・・

また世間でも
割り箸を使わないのはいい事になっているが
逆に森林の悪い木の間引きができなく
森によくないという意見があったり・・・

テレビで話題になっている大学教授の話では
「ペットボトルは燃やした方が環境に優しい」と意見もあったり・・

ゴミ減量と低炭素社会の両立
リサイクルの定義づけ
経済と環境の両立

まだまだ日本の循環型社会の構築は遠いようです

民主党政権も環境立国になるという政策であれば
これくらいは解決してもらいたいものです
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