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2014年09月20日(土)更新

社長の仕事

先日あるセミナー会社さまに
講演依頼を受け
「社長の仕事」について
話をしてきました

社長の仕事は
「顧客作り」「キャッシュフロー」そして「社員のモチベーションアップ」だと
思っていて

弊社より10倍売上が多い会社様の幹部候補の方々が対象だったので

マーケーティングの話をしてもしょうがないですし・・

3名様という小規模だったので
思い切り自分のやりたいことを
させていただこうと・・

題材は「本物のチームづくりを目指して」

弊社ができている訳でもないですが・・

ある人が僕と部下の関係性をみて
推薦してくださいました

折角の機会ですので
厚かましく・・・

何かの気づきになればと意図もあり
弊社若手社員も連れて行きました


本にあるようですが
「アドラー心理学を使った部下育成」

ちょっと前でしたら
少し怪しいですが

最近書店にいくと
たくさん「アドラー心理学」の本が並び
それも正面に平積み

たまたま僕は
10年ほど前から学んでいて
実践するのが
僕のテーマでしたので
実践報告会みたいに
なりました

手前味噌ですが
受講者の皆様の食いつき具合や
反響をきいてみても
概ねうまくいったような感じで

やっと時代が来たと思いました

アドラー心理学の僕流の解釈は
「共同体への勇気づけ」

そして
「人にはすべて目的があり」
「行動は誰かに向けて矢印」

そんな基礎を講演して

演習で
「体調がわるいんです」「時間がない」「なぜ自分ばっかり」
という部下に対してどう対処しますか?

との問いに
そのような発言をする部下の目的は?

を一緒に考えました

「やりたくない」「構ってほしい」「自分の仕事を分かってほしい」
という発言が多くでました


本物のチームは
社員全員が目的と目標の
両方のベクトルが一致して
仲間意識、信頼感、一体感、連帯感
がある


仕事では
目標は売上などわかりやすいのですが
目的の一致は難しいですね

演習のように
目的が個人のためになってると・・・
チーム存続が難しいと思います

まして働く目的が
自分の生活やお金のためだけ
になるとギスギスします

目的が「共同体に貢献」で仲間に「勇気づけ」すると

いいチームができるという提案です

そしてジェイブリッジを創業テーマも
「勇気づけ」

ブリッジはできるかもしれないという意味

そして勇気づけの原点は
「仲間」です

家庭も友人も同じですが
会社も仲間づくりだと思います


また部下の不適切な行動にも順序があり

まず褒めてもらいたい(正の注目)
褒めないと
愚痴や賃上げ交渉など不適切な(負の注目)行動をとる

そして
権力闘争
1人で戦いダメなら
チームを組んで上司のダメだし・・

上司が権力行使すると
傷つけるための退職など
復讐

もっとひどくなると
無気力

自分の経営者人生を振り返ると
僕も権力闘争を会長の父親とやっていました

勝つと

父は僕に敬語を使いだしたり・・・

負けると
「もうこの会社やめる」と僕が言ってみたり・・・

人間は「自分は正しい」と
勝ちたいものなんですね

父との関係の改善が目的で
アドラー心理学を学びだしたのをおもいだしました

誰かにシェアをする(発表する)
と改めて自分がはっきりします





 
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