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2011年04月12日(火)更新

依存的な人たち

新聞や雑誌、テレビを見ていると日に日に原発のニュースが入り
今も作業をされていらっしゃる人々を考えると心苦しくなります
また被災者や遺族の方々の気持ちもどうする事のできない自分がいます

しかし自分のできること、自分のできること、言い聞かせ今日を生きるこの頃です

さて弊社もヘルメット着用の義務付けの通知を行いました
先代から作業中の安全靴や皮手袋、長そでの着用はありましたが
ヘルメットは・・・

先日、友人から遠まわしに「工場内の作業はヘルメットは被った方がいいよ」
「もし障害が出たら大変やで」と言われました

実はあまり自分自身考えたことがなく・・・
言われて「あっ」と

ゴミ屋さん(一般ごみ)の習性として収集の運転手は役所の作業員でさえヘルメットは被っていません
(焼却工場内でもヘルメットの義務付けはなく・・・)

ですのでゴミ屋出身の産業廃棄物業者は今もヘルメット着用の会社は少なく
生粋の産業廃棄物業者や解体工事や建設業の処理業者は着用しています

弊社もゴミ屋出身ですので・・・
僕自身疎かったかもしれません

会社の存続のため覚悟を決め、すぐに手配をしたのですが、大地震と重なり、ヘルメットが入ってこない・・・
タイミングを失いかけましたが、やっと先日全員の手にヘルメットが・・

ヘルメットなき怪我の場合は自己責任とだけ決めて通達をだしました

しかしバイトの若い子には必ず義務付けでやかましく言うようにしました
(若い子はやっぱりけが多くびびりますので)

社長が言うのもなんですが、弊社は20年以上のベテランが5名もいて
「まぁあまり被らないだろうなぁ」と半ば諦めていました・・
(反発もあるかな・・)

そしたらまず、ヘルメットがそろう前に若手リーダーが率先して被りだし、
そして去年から入った新しい若手社員も被りだして
そして全員の手にヘルメットが来た日から古参社員まで被ってくれました

本当に感謝、感動です

その中ですごく面白い現象が出てきて

どんな時でも被る人は被る、
残念ながらどんな時でも被らない人は被らない、
そしてリーダーが被る時は被る、被らないリーダーの時は被らないという時間帯で変わる人が何名か・・・

これをどうみるかですね

「本来から被りたかった」「若手の率先垂範のため」「会社の方針だから」「みんなが被るから」「いい会社にしたい」
と被ってくれる社員に感謝

絶対被らない人にも目的があると思いますが・・・
「自己責任」は自覚してくれています

状況次第、人次第な人は・・・?

「何をしたい人?」とちょっと疑問です

主体のない人は
「人の責任にする」や「被害者」になることが多く
もし何かけがでもあったら家族は?
誰が責任?
と思ってしまいます

「誰から好かれたいのか?」

どうも僕はこの依存的な「無責任」にひっかかります



 

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