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2010年02月26日(金)更新

大阪市一般廃棄物適正処理協会

たまには仕事の話も書いてみます

事業系一般廃棄物と産業廃棄物の違い・・・ それは廃棄物の処理責任の違いです

一般廃棄物は 自治体責任 (商店、飲食店や会社から排出される生ゴミや紙ごみなど)
産業廃棄物は 排出者責任 (製造から出る木くず、動植物性残渣や事業所から排出されるあらゆるプラスチック、金属くず、ガラス陶磁器くずなど・・・)

一般廃棄物業は行政次第な部分が大きく、公共性が高いという理由で
行政から規制指導を受けながらも業務が安定しているのがメリットでした

が、
最近、行政が自分の組織を守るのが精一杯で許可業者の事まで考えなくなってきました
規制指導だけがどんどん進み、不景気もあいまり安定性がなくなってきて・・・
閉塞感で包まれた業界になりました

そこで閉塞感を打開するため
大阪市の一般廃棄物の業者を取りまとめる「一般社団法人 大阪市一般廃棄物適正処理協会」の有志の方々が集まって会を発足、
そして進化して新しい「政策企画委員会」を作られました

最初僕はその有志ではなかったのですが・・・

協会のある相談役の「城東衛生の樋下君も入れといて」と鶴の一声で・・・

実は鶴の一声の相談役はこのブログを読まれていたという事で・・
そんな人間もその会に入った方がいいと事・・・
本当にびっくりでした
実際、僕は今まで目立たないよう一歩も二歩も引いてましたから・・
寝耳に水でした

先日、第一回の委員会が行われました
そして今まで話をしてなかった人たちは、実は
素晴らしく前向きな人達や器の大きな人達ばかりでした
これから新しい交流を持つ事で、新しい人生の展開がありそうな予感です

ブログで人生が変わるかも・・・

2010年02月25日(木)更新

社長の時間(2)

大西様 横山社長 コメントありがとうございます
誠に恐縮ですが大変うれしいです

さて本日お題の質問をみて見て
僕の質問の答えがずれていたようで・・・
もう一度書いてみます

<ご質問>

   社長は「365日24時間年中無休」という考え方がありますが、
   率直に言って、どのようにお考えになりますか。
                        (事務局 大西啓之様)


ずばり 24時間年中無休だと思います

勤務時間はもちろん集中してアウトプットしますが

それ以外の時間はインプットの時間にしたり
「刃を研ぐ」事に集中しています

休日は
妻と郊外の空気の澄んだ所へドライブしてカフェに寄り
日帰り温泉へ毎週行きます

その車の中の会話は
「今 何に行き詰っているか?」「自分は何をしたいか?」
「どうしたら会社がよくなるか?」「どうしたら社員がイキイキするか」
など聞いてもらいます
(アドバイスをもらうより聞いてもらう方が自分で纏まりますので・・・)

遊びでは 発散したり、
世の中の動きを感じ、また人は何に今興味があるのか?など
常にアンテナを張り巡らして
次の企画のアイデァを考えます

またどうしたら会話が潤うか?
自分は話べたなのでよく話上手な人から学びます

日常の朝は神社に毎日参拝し、
ストレッチをして体を動かし
心身共に整えて会社に向かいます

夜は夢のために英会話勉強をします(テレビで)
夢への挑戦がイキイキ元気の源泉と思っていますので・・・

僕は自分ルールとして
仕事時間以外は携帯電話はしないようにしています(急用以外)

妻と会話したり、友人と会話したり、リラックスしたり、勉強したり、
そちらも集中が大切なので・・・

諸先輩の社長の皆さんがおっしゃるように
24時間責任を取りながら
長期に向かって刃を研ぐ

バランスが大切ですね

2010年02月24日(水)更新

社長の時間

このブログのお題だったので書いてみます

120%仕事、仕事をしてみんなを引っ張る社長
ゆったりして全体を見る社長

どちらも正しいとありましたが・・・

僕もまだ社長歴は10年もないですが
僕は父親の約40年の社長をみてきました

前半の20年は交通事故をした事もあり割とゆったりして
お客さんとも談笑しながら、従業員を自由にして、家族とも和気あいあいで
間違いもたくさんあり会社も大きくなかったですが、すごく憧れの存在で尊敬していました

そしてこの後半の20年は事業拡大を目的に多大な借り入れを行い
毎日一生懸命働いて、たくさんのお客さんに支持され
それなりに会社は拡大できました
しかし家ではイライラしていて、糖尿病も悪化して何かあせっているようでした

今も前も父親の事は尊敬もして、理解もできます・・

僕はできたら父親の最初の20年のように生きたいと思っています
現在の父親は4コーナー回った最後の直線のようで本当に全力疾走しています

もちろんタイミングが合うはずがなく
今やっている僕の種まきがすぐに結果がでないと、
結果を求められぶつかります
やりたい方向が理解されるわけでもなく・・・

話は逸れましたが、
僕は結果だけを追うのではなく
人と関わったり、趣味をしながら時間も豊かに生きたいと思っています

ただそこには責任というものだけはついてきます

父親についてきた社員には責任を持って最後まで今の条件で
雇用は絶対したいし
借り入れ金も自分の責任で返していくつもりです

ですので今以上の売り上げが必要です
たくさんのお客様の信用と勤勉な社員を残してもらっていますので・・・

時間の事を考えたら
自分のしたい会社と現実の間にいる事に出会います
時間の使い方に生き方が問われます

2010年02月18日(木)更新

値上げ反対

私たち 一般廃棄物処理業者は 市町村より認可を受けて営業をしています

一般企業や商店、飲食店などのごみを収集して代金を頂き
その中から焼却料金を市町村へ支払ます
(少なくとも大阪市はそのシステムです)

地位的には市町村の下請業者であります
しかし最近はある意味下僕みたいなものです

大阪市の環境事業局の局長曰く
「許可業者収集と直営収集は車の両輪です」
と言っていたのが
今は昔で

最近は役人にも情というものがなくなってきたのか
自分たちの組織を守るのが精一杯というのか・・・

大阪市の焼却料金の値上げをこの3月の議会で議案を出してきます

現状料金の5割増という案らしいです

このご時世5割の値上げというのはありえません・・・

いい加減 人の生き血を吸うのはやめて頂きたいです

我々は本当に死活問題です

値上げを通達一枚で簡単できるのは行政という悪人 いや役人だけです
(現場は本当によくやっている人々もたくさんもいます・・・)

この値上げをお客様に転嫁できるかどうか
考えたらわかる事です

ありえない・・・

neage

2010年02月17日(水)更新

誇りある会社

本日取引銀行の行員と話をしている中で
自分が外資系銀行員になったエピソードを話していると
「凄い度胸がありますね」というフィードバックを頂きました

僕はこの家業を継ぐ前、カナダ系銀行の「Bank of Nova Scotia」で
6年勤めていました

当時の事を振り返ると、簿記や銀行業務はもちろん、英語も全くできないのに
よく雇って頂いたと不思議です

何故入れたか?

23歳の時、フリーターでアルバイト雑誌を見ていたら
ある派遣会社が本屋の配達のバイト募集をしていて
応募したら締め切りで、
そしたらその派遣会社に「外資系銀行が大阪支店を立ち上げるので
手形運びのバイトがあるからやらないか?」と言われ
時給もよかったので
「お願いします」

6か月バイトしていると支店長から「君 学校出てふらふらしているのもなんだし
うちの社員にならないか?」と言われ
「お願いします」
となっただけです

京大や神戸大学など名だたる大学卒の人ばかりで
お客様も丸紅、住友商事など一流企業ばかり・・・

やみくもに働きましたが大変でした・・・

英語も銀行業務もできない自分に
「PC」という誰も当時まだしていなかった事を勉強して
やっと居場所を得ました

一応の成功体験ですが・・・

実は本当は一度「エリート」ってどんなものかを知りかったという意図がありました
淀屋橋で働けたらどこでもよかったのでそんな行動をしていたと思い出します

小さい頃 ごみ屋である父が、あるエリートにぼろカス言われて
馬鹿にされていた事をずっと覚えていて
ごみ屋を継ぐのであれば一度エリートになって僕たちを馬鹿にする
人間ってどんな事をしているのか?自分がそのエリートになって
その人達を知ろうと思っていました

自分が社長になったら
「誰にも馬鹿にされない社員が誇りをもてる会社になろう」
と決心を子供時にしていたのを本日思いだしました
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