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2014年09月30日(火)更新

廃棄物処理法

弊社は廃棄物処理法という法律の下で事業活動を行っております。

廃棄物処理法は昔は公害対策基本法、
現在では環境基本法、そして循環型社会形成推進基本法
という枠組みの中に位置づけされています。

その法律が万能かといえば大きな「?」です。
よく「廃棄物処理法は社会的に実態に追いついていない部分があり
絵に描いた餅だ」という声を聴きます。
最近では有識者の方々も意見が分かれているようです。

ペットボトルを家庭から排出されると「一般ごみ」、
事業所から排出されると「産業廃棄物」、
では「通勤途中は?」なんてクイズのような話もあります。

また同じ飲料容器なのに事業所から排出される「空き瓶、空き缶」は
専ら再生物で許可が不必要ですが、
「ペットボトル」は産業廃棄物「廃プラスチック類」の収集運搬の許可が必要にもなり、
無許可業者へ委託されると最も重い罰則
「5年以下の懲役または1000万以下の罰金」
契約以外の廃棄物が混入されている場合も同じような罰則になります。

ちなみに
一般家庭でも不用品回収は
無許可業者に処理委託すると
「5年以下の懲役、または1000万以下の罰金」
です

その中
先日、お客様との契約先の処理工場の協力を得まして
講習会&見学ツアーを行いました






廃棄物処理法第12条7項では
委託先の処理状況確認義務というのが排出者にかせられています

今のところ努力義務なので罰則の対象ではありませんが
もし処分場に何か不具合があれば
行政の措置命令の対象になり得ます

産業廃棄物は全て「排出者責任」ですので
「廃棄物は全て業者にまかせている」では
すまない法律です

皆様も
気をつけてください

 

2014年09月20日(土)更新

社長の仕事

先日あるセミナー会社さまに
講演依頼を受け
「社長の仕事」について
話をしてきました

社長の仕事は
「顧客作り」「キャッシュフロー」そして「社員のモチベーションアップ」だと
思っていて

弊社より10倍売上が多い会社様の幹部候補の方々が対象だったので

マーケーティングの話をしてもしょうがないですし・・

3名様という小規模だったので
思い切り自分のやりたいことを
させていただこうと・・

題材は「本物のチームづくりを目指して」

弊社ができている訳でもないですが・・

ある人が僕と部下の関係性をみて
推薦してくださいました

折角の機会ですので
厚かましく・・・

何かの気づきになればと意図もあり
弊社若手社員も連れて行きました


本にあるようですが
「アドラー心理学を使った部下育成」

ちょっと前でしたら
少し怪しいですが

最近書店にいくと
たくさん「アドラー心理学」の本が並び
それも正面に平積み

たまたま僕は
10年ほど前から学んでいて
実践するのが
僕のテーマでしたので
実践報告会みたいに
なりました

手前味噌ですが
受講者の皆様の食いつき具合や
反響をきいてみても
概ねうまくいったような感じで

やっと時代が来たと思いました

アドラー心理学の僕流の解釈は
「共同体への勇気づけ」

そして
「人にはすべて目的があり」
「行動は誰かに向けて矢印」

そんな基礎を講演して

演習で
「体調がわるいんです」「時間がない」「なぜ自分ばっかり」
という部下に対してどう対処しますか?

との問いに
そのような発言をする部下の目的は?

を一緒に考えました

「やりたくない」「構ってほしい」「自分の仕事を分かってほしい」
という発言が多くでました


本物のチームは
社員全員が目的と目標の
両方のベクトルが一致して
仲間意識、信頼感、一体感、連帯感
がある


仕事では
目標は売上などわかりやすいのですが
目的の一致は難しいですね

演習のように
目的が個人のためになってると・・・
チーム存続が難しいと思います

まして働く目的が
自分の生活やお金のためだけ
になるとギスギスします

目的が「共同体に貢献」で仲間に「勇気づけ」すると

いいチームができるという提案です

そしてジェイブリッジを創業テーマも
「勇気づけ」

ブリッジはできるかもしれないという意味

そして勇気づけの原点は
「仲間」です

家庭も友人も同じですが
会社も仲間づくりだと思います


また部下の不適切な行動にも順序があり

まず褒めてもらいたい(正の注目)
褒めないと
愚痴や賃上げ交渉など不適切な(負の注目)行動をとる

そして
権力闘争
1人で戦いダメなら
チームを組んで上司のダメだし・・

上司が権力行使すると
傷つけるための退職など
復讐

もっとひどくなると
無気力

自分の経営者人生を振り返ると
僕も権力闘争を会長の父親とやっていました

勝つと

父は僕に敬語を使いだしたり・・・

負けると
「もうこの会社やめる」と僕が言ってみたり・・・

人間は「自分は正しい」と
勝ちたいものなんですね

父との関係の改善が目的で
アドラー心理学を学びだしたのをおもいだしました

誰かにシェアをする(発表する)
と改めて自分がはっきりします





 

2014年09月13日(土)更新

女性活躍

本日はリーダーミーティング
月次報告をするのですが
8月度は赤字・・・

現在社内雰囲気が悪い中で
我々のような小さい企業では
如実にでます

業績の99%の責任は社長にあると
言われるように
全て僕の責任ですが・・

そんな雰囲気の中
昨日
素晴らしく嬉しいことがありました

5年前に入社した
女子営業社員が

全国産業廃棄物連合会の
月刊誌
INDUST」で

「さんぱい女子」のインタビューと
雑誌の表紙を飾るということで
昨日取材にこられました

現在
安倍内閣が目指す
「女性活躍」

5年前に入社した彼女に
「育児と仕事を両立するピカピカ輝く女性」
のテーマを与え

営業と同時に
「広報」という役割で
弊社の広告塔はもちろん
業界の広告塔で
業界を変える存在になる
という
僕自身の目標をたてました

そしてこれからの
若い女子にも廃棄物業界で
働いてもらいたく
「かっこいいお姉さん」になってほしいと
彼女にお願いしました

彼女は
凄く素直で順応力があり
感性が豊かで能力もあるので
思った以上の成果をだしてくれており
本当にありがたい存在になりました

入社当初は
営業は初めてで
自分の居場所を見つけられず・・・

知人から
「自分らしく」というアドバイスをもらうと

つけ毛にノースリーブのTシャツ
爪に派手なマニキュア
香水をふりまいて
出社

お客様から弊社運転手に
「あれ息子のコレか?」と
小指をたてられ・・・

あるお客様からは
「初めてなの?」

さすがに
「外出禁止」

いい思い出ですが・・

そういう壁を
破って今があるのは
凄くうれしく思います

彼女の劇的な変化は
彼女に聞いてみるしかありません

次月の「INDUST」に
その秘密が掲載しているかも・・

自分の意図が現実になった瞬間というのが
本当に嬉しいことだと
初めて実感しました







 

2014年09月11日(木)更新

社長に必要な力とは

ブログのフィードバックを頂く事が多くなり

先日も盛和塾である社長さんから「ブログ見ましたよ~」
と・・

その人の事を書いてたので
冷や汗タラり・・

社内木鶏会でも
実はこのブログを毎日チェックしてくれてたり・・
もちろん「何それ?」という社員もいたり・・・

また昨日は学生時代の友人からメールで
「最近全然おもろない!心理学ってお前病んでるんか?
笑いがない!!どうした樋下!!!」
と叱咤激励が・・

別にお笑いをやっているわけではないのですが
ちょっとこのブログコンセプトを忘れていました

「愛と笑いと感動を」

さすが元親友・・
今はメル友ですが・・・

最近社員から
「給料上げて欲しい!」など要望があって

本当に社員の生活に僕は責任があると思います

ただ言われたからとあげるはずもなく・・・
でもその事を言ったとか言わんとか・・・

気持ちは誰でもたくさん給料を持って帰ってもらいたい
でも経営がそんな状況でもなく・・

1人の人間がそんな完璧でもないですが
でも社長ですし・・・

この夏にそんな給料の苦情の案件が4件・・・
他にも配置的な社内案件が・・

ランチェスターセミナーで学んだ
経営者の頭の中の構成要因と比率は

営業 53%
商品 27%
組織 13%
資金 7%

と組織は13%でその中にいくつもあり
給料体系はたった3%ぐらいでないといけないとの事

でないと大切な営業や商品のお客様活動に向かえないとの事です

ふつう考えるのは従業員の生活や資金繰りですが・・・

そんな会社はつぶれるとの事

たまたま今日読んだ本
29才オヤジの小さな会社を継いで年商20億にした私の方法

商品の詳細


社長のスタイルで「社員の悩み相談」に深入りは禁物!とありました
昔長野県知事の田中康夫氏がガラス張りのオープンな知事室で話題になり
その作者社長が真似したところ
社長室が悩み相談室になったらしく
その目的が
「自己PR]「社内承認をショートカット」「クレーム」らしいです

うちも結局僕ところに来るのは
「話が早いから」という理由・・

社長が
「何でも言ってきて」と言っていいのは
既に指揮命令系統が確率され組織として
完成の域を達している大企業において有効との事

納得・・・

弊社の規模や組織で
「何でも言ってきて」はダメですね

反省や対策は
「なりゆき経営」を辞めて
来年は経営計画書を作り
目指すビジョンをみんなで共有していこうと思います
(今までこのブログだけでひそかに方針を言ってました)

今日はもう一冊いい本に出会いました
日本実業出版社の「経営計画の作り方、進め方
これで来年はそんな苦情・陳情がないような
会社にしようと思います
商品の詳細

僕の力不足のため
自分の家族を養えないという不安と
認められない不満が充満している社員に
迷惑もかけて
大変でありますが
まずはこの計画書で「安心感」を与えることからしようと思います

そして
昨日は19年目の結婚記念日でした

普通にカジュアルで食事した後
何年ぶりいや十何年ぶりに二人でカラオケに・・・

責任や重圧が何もなかった二十代の自分に
少し戻った気がしました

そして
社長に一番大切な力は「元気」
「ごきげん力」というのをまた思いだしました

現状がすぐ変わるわけではないので
まずは自分が
「ごきげん」
にやるしかないですね

本当に家で「ごきげん」に充電させてくれる
嫁に感謝です




 

2014年09月09日(火)更新

アドラー心理学を使った経営学(1)

毎月第一土曜日は木鶏会

4人一組で
プラス凝視をするのですが

アドラー心理学では
ほめるのと勇気づけは
違うとの事

与えられる側の関心
共感する態度で
行為に対して(人ではなく)
その人の成長(競争ではなく)
その場の満足感ではなく明日への意欲

それが勇気づけ
らしいです

普段、仕事、家庭になると・・・
人の勇気をくじく態度言動になり

自分でも気を付けないと思います

勇気のない人を見分けるのは・・

「あの人悪い人」 「私かわいそうな人」 がくちぐせ
自分の感情をコントロールできない
将来が悲観的
他人と比べる(競争的)
自分の欠点、失敗を受け入れない

たちが悪いと
勇気のなく変な自信がある人は
「慢心」「うぬぼれ」になり

自分はOK あなたはダメ
恐怖で動機づけ
原因思考(目的ではなく)
細部にこだわり
皮肉ぼい

になるようで
こんな人も実は勇気がくじかれている人です

あなたのまわりにも
一見できている人も
実は勇気がくじかれていて
その人から伝染されているかも・・・

決して勇気をくじかれないように
しましょう!

自分を大切に。。。

「勇気くじき」をする人は
カリスマ社長 創業者社長に多いみたいで・・・
僕の父も 人の勇気くじきの天才のような気がします

亡くなった人の悪口を言ったらあきませんね

「一人ひとりが輝く会社」をテーマに
「勇気づけ」を自分の行動の軸にして
と思います

これから弊社では部下をもつと
「自分が輝く」のではなく「部下が輝く」

こんな価値観を持った人を
出世できるように考えています

最近本屋へ行くと「嫌われる勇気」など「アドラー心理学」の本が多いです
僕はたまたま10年前より研究していて
ちょうど時代がマッチしてきたような気がします

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