致知出版社編集長の藤尾さねやす氏の「一流に学ぶ人間学」と
藤尾編集長は「致知」を毎月発刊するにあたって
一流の方々に毎月取材をされています。
その取材の中で学んだ
一流プロの共通点は
「目の前に与えられた仕事や環境に愚痴や不平不満を言わず
決して手を抜いたり投げ出したりせず一心不乱・無我夢中に打ち込んでいく。
その姿勢を何年も続けていった先に思いも寄らない成功や幸福に辿り着いた」
と仰られてました。
そして教育の父
森信三氏のお言葉で
「我々人間はお互いに天の封書を頂いてこの世に生まております。
そこにはそれぞれ自分がこの世に派遣せられた使命の内容が
書かれております」
とあり
前にも聞いた事はありますが
なかなか私はその封書を開けることはできません。
ご講演を聞いてこの封書を開けることができるのは
一流の共通点を実行する以外にないのかと思いました。
そしてやっぱり
私の周りの成功されている経営者の共通点も
本当によく働かれる。
私の経営の師匠の小山昇氏の鞄もちをさせて
頂く機会もあるのですが
朝のお迎えから夜懇親会終了まで
常にお客様、社員さんとコミュニケーション
そして決定とチェック
本当に食事以外ひとときも休まれる時間はなく
隙間時間はボイスメールなどのチェック
などやる事を決められています。
また毎日違う社長が鞄もちをされても同じ事を
言われていて仕事量が驚異的です。
京セラの創業者の稲盛和夫氏も
経営12か条の中に
「誰にも負けない努力をする」
とあります。
自社社員には申し訳なく思いますが
わかっててもできていないのが現実。。
一流プロと結果が違うのはしょがないと
今は受け入れるしかないですね。
でも自分なりの努力はしていきます。
(思います という言葉は使わずにいます)
普段さぼり気味の私が
月一回普段見ない工場を隅々までチェックでき
普段会わないパートさんと話しをする。
毎月することでA(改善)が進みます。
そのおかげで環境整備が企業文化になりつつあり社員に感謝です。
「貢献に焦点を合わせると言うことは人材を育成すると言うことである。」
を読んで
ある国の3人の石工の話で
3人に何を知っているかと尋ねると
1人は「お金のためだ。家族を養うために石を切って稼いでいる」
2人目は「技術を磨いて国で1番の石工になる」
3人目は「教会を立てている。この地域の人の心の拠り所を作っている」
と言う有名な話があります。
働く人の動機は様々だから全て正しいと思います。
ただドラッガーは
2人目「国で1番の石工になる」と言う職人気質の人は
狭い視野が仕事の目的を見失わせていないか
と警鐘を鳴らしていて
会社と社員の成長を実現するため
真の人材教育は部下の自己開発を支援する
同時にその人の成長を通じて企業の成長を図る。
一人ひとりが利他心を持って
お客様の良き変化を起こすことがすごく大切だということ。
それには社員教育の中に
「狭い視野を広げる」
を入れる事が大切だと感じました。
そのため
弊社の不易流行
変わらないもの
「環境整備」
もう一つは「社内木鶏会」
縦糸の環境整備と横糸の社内木鶏会が混じっている
組織づくりで
社内はもちろんお客様や地域社会とも
信頼を繋げる事を積極的に
実践して参りました。
来年は壬寅(みずのえとら)五黄土星という年周りで、
陽の気で積極的に動き回るのが吉のようです。
ただ責任者がいい加減な事をすると足を掬われるようです。
来年は江戸幕府開設と同じ年周りで新たな事が起こりそうで
それまでの間、妊娠の「壬」なので準備期間と考えるのも一考です。
どんどん変化をしたいと思います