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2021年04月24日(土)更新

年輪経営

りそな総研様の
「日本でいちばん大切にしたい会社作り」
の見学会で
「年輪経営」で有名な
長野県の伊那食品工業株式会社様へ
訪問させて頂きました。





5年ぶり2度目

前回訪問させて頂いたとき
あまりにも感動して

「いい会社をつくりましょう。」

と言う社是をパクらせて頂いた経緯があります。

今回は・・

2度目も一言で言えば
「感動」

塚越社長のご講演の中で
会社の目的は
「社員を幸せにすること」

これは良く経営者が使う言葉ですが
なかなか
実践するのは難しいと思います。

いくらいいことを言っても
利益が上がらないと・・

前回
塚越会長(現最高顧問)は
「利益はうんち」
とおっしゃられてました。

そして
この五年間勉強してきて
私が感じるに

このような社員を幸せにする
素敵なことができるのは
「No.1商品」
だと思いました。

伊那食品工業様も
寒天業界では圧倒的なNO1。
シェア80%とのこと。

利益をもたらすのは
『NO1商品』

市場は知っていようと知るまいと
ランチェスター法則によって
支配されると改めて思いました。

市場占有率が人を幸せにする。

そしてこの日本でいちばん大切にしたい会社
視察シリーズで学んだ
もう一つの
社員を幸せにする方法

それは・・

「センス」

人は美しいものに接すると感動する
そして感動が人を動かす。



本社とは思えない建物


敷地内に木々が生い茂り


お花が咲き

メダカが生息


何より絶景

「細部に神が宿る」
と言う言葉がありますが



また桜と木の感覚などのバランスが絶妙であり

私ももっとセンスを磨いていこうと
思いました。

そして
社員教育の力を入れているのは
「気づく力」との事



気づく力をつけるには
やっぱり環境整備でした。



社員に気づく力がつけば
苔が生える庭になるようです。


最後に
木の年輪のように毎年少しづつ
着実に成長する
「年輪経営」はいいことです。

お言葉を聞くと
中小企業は少しづつ成長すればいいと
思いがちですが

塚越会長はこうもおしゃられていました。
「50億まではガンガンいけ」

そして

「社員の主体性を促す教育をしています」
仰られますが


組織を一つにする
「ラジオ体操」

言葉だけを鵜呑みにして
本質を見誤ったらダメですね

経営の原理原則、ノウハウ
が詰まりまくっている
会社様でした。


凄すぎます。。




 
 
 
 

  
 

2021年04月01日(木)更新

株式会社能作様の会社見学に行ってきました

先日りそな総研様の「日本でいちばん大切にしたい会社」セミナーで
富山県の「(株)能作」様のベンチマーキングに
行かせていただきました。

富山県高岡市で1916年に創業
鋳物メーカー 仏具、花器、茶道具から
鋳物だからこそ叶えられる美しい意匠と豊かな機能を
さまざまなアイテムをラインナップされ

「もの」をつくるだけでなく、
「こと」「こころ」を伝える
観光事業に取り組んでられます。

受け継がれる技術、職人の志を五感で感じ取る工場見学、
職人と同じ技法で錫のぐい呑みなどを製作する
鋳物製作体験が人気で
知る、学ぶ、楽しむ1日を体験できます。



この工場見学は
今まで自分が出会ったことのない
感動的な出会いで

びっくりしました。

私が特に感じたのは

「心技体」で言うと

「技」

私は今日の今日まで「心」が大切だと思って
経営を行なってきました。


もちろん
これはこれで絶対間違いはなく・・

ただ

「心」をずっと言い続けると
社員達も
お腹一杯になってしまいます。

また
「心」だけでは
本当の意味で社会貢献する会社といえない
と言うのが現実

そのことを
今回の(株)能作様の工場見学より学びました。


本当に
社員満足を上げる
社員が誇りを持てる会社になるには

絶対的な「技」が必要だと感じ

能作様は
普通の鋳物工場と美術館が一体になっていました。



ビジョンとデザインが融合している

本当に感動

社長は「社員教育をしたことがない」の一言
工場が美術館になると社員は勝手に誇りを持ち始めるようです。

弊社では
朝から晩まで社員教育

これはこれで業績アップするには
必要ですが

令和の時代は
それ以上にビジョンが大切であると感じました。

「産廃を選別し再利用する技と自然が調和する」

そんなビジョンを持った
会社になりたいと思いました。

もうすでに有名な会社さんが
関東にはあるようですが・・

関西でそんなことができればいいかと思っています。


そして
4/1の
本日から4名の新卒社員が入ってくれました。
この若い人たちと夢のある会社づくりを目指します。

 
 
 
 

  
 
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