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経営者への道
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2011年05月30日(月)更新
重職心得箇条
取引銀行の発刊誌の見出しに「心理学から見た中間管理職をめぐる問題点と活用法」と
いうのがあり早速読んでみたら
人間が社会活動に参加する3つの動機があると言われている
1.パワー動機「競争に勝ちたい。力を得たい。お金が欲しい。」
2.達成動機「目標を達成したい。夢を叶えたい。周囲から評価されたい。」
3.親和動機「人と心のつながりを持ちたい」
僕は3.の親和動機(人)の人達を評価しています
人の心のつながりに喜びをもち仲良く仕事をしていきたい
成績や収入よりもみんなの気持ちが大切
競争を好まず敗者への思いやりが強い
情に流されてビジネスとしては高い成績を出せない事は少なくない
管理職に向いていないが部下からの人望は厚い
全員の力が結集して好成績を上げることも少なくない
最大の価値は会社全体の人間関係において、ぎすぎすしすぎるのを防ぐ
緩衝材となってくれることである
なるほど・・・
中間管理職に親和動機の人が多いと
社内の空気は良くなりますが
利益が薄くなるわけである と気づきました
僕自身のタイプは診断テストで2.達成動機(夢)タイプで
目標や夢を達成する事に人生の喜びがあるタイプ
人に勝ったり好成績をあげても満足はなく
自分のやりたいことで成功しなければ本当の満足はない
扱いにくい面もあるがやる気を出したときは熱心さとねばり強さがある
はっきりとした目的を持ったチームリーダーに向いている
高い成績を上げることが多い
との事でした
自分の苦手な人は
パワー動機(金)
勝つことに人生の喜びがある
権力を手にして思うままに動かしたい願望がある
お金に執着があるのはパワーの象徴
人と競争して勝つことを好むので出世の喜びは大きい
管理職には向いていて高い成績を上げ企業が勝っていくには必要な人材
部下からの人望があまりない事が多い
仕事を選ばずどのような部署でも高い成績を上げる
使いやすい人材
とあります
この本で書いていたのは
会社組織の中で中間管理職を活用するために効果的なのが
3つの異なるタイプの人間を混在させるということ
集団というものは優秀な人間ばかりを集めれば
優秀なチームになることもない
「人」「金」「夢」の3種をそろえることで全体が機能し
力が最も高まるといえる
とあります
となると・・・
会社を成長させたければ自分の苦手なタイプも企業に必要?
ということですかね?
重職心得箇条 (佐藤一斎著)
第二条 「重職は自分の好みでない部下をこそ尊重して使え」
ともありますし・・・
2011年05月26日(木)更新
シンプルな方程式
先日森永卓郎氏の講演に行ってきました(講演づくしですが・・・)
心に残ったのは
「日本人はアメリカ人やイギリス人の影響を受けすぎ
これから目指すはイタリア人」
とのこと
イタリアのイメージは「飲んで唄って恋をしよう」というラテン系
明るいプラスのイメージと
遊んで働かない貧困のマイナスイメージがありますが
今現実、イタリア経済は豊かになり日本さえ抜いているとのこと
休みが多く、人生を楽しんで心豊かで経済も日本人より豊かとは・・・
その原動力は自分らしさ
発想の豊かさやデザイン
イタリア製品を買う客層が全然違うとのこと
確かにアルファロメオを買おうとする人はカローラは買わないし
フェラーリーを買おうとする人はレクサスとは違う
グッチやフェラガモはユニクロとは違う
大量生産、大量消費社会の時はアメリカを見習うのはいいけど
これからの少子高齢化の時代はイタリアを目指すのもいいかもしれません
自分も行き詰まっていましたので
遊び上手な明るいラテン系、イタリア人を少し見習ってみようと思いました
さて話変わりますが
今日思い出したのが、
経済の法則
「入るお金>出るお金」
シンプルな事を気づいたのは
僕が22歳の時、遊びで200万以上の借金を作りました(恥ずかしい話ですが・・)
困って親に相談したら
自分で返せとの事
そらそうだと思って考えてのが
上記の経済の法則でした
そして
1年に10日しか休まず働き、遊びは一切行かず(友人無くしますが・・)交通費も使わず徒歩で
食事だけ実家でたべさせてもらいました
結果、1年で借金は返済でき、少しの貯金までできました
その時世の中はシンプルだなぁと思いました
そして今日新たに発見しました(まだまだ未完成ですが・・・)
人からやってもらった感-我(私がやっている感、被害者感)=幸せ感?
感謝-謙虚=人気?
誠実-不誠実=信頼?
7つの習慣でも信頼残高という信頼の貯金をする生き方が大切と書いていました
どんな残高が欲しいのか考えます
まだまだ未完成ですが
こんなシンプルな方程式を発見していきたいです
2011年05月24日(火)更新
人が何かをする理由
本日は取引銀行の朝食懇談会で金美齢氏の講演を聞いてきました
もう喜寿という御歳にもかからずはりのある美貌と一時半くらいの講演をされるバイタリティー、
500名以上の経営者達を前に講演されるだけの教養
ご家族も仲がいいとの事
僕の欲しいものを全部持った方でこんな人物もいるんだと改めて感心されられました
一歩一歩を歩く地道な努力、小さな約束を守る誠実さ、人のせいにしない謙虚さ
人に感謝することが大切だと彼女の講演を聞いて、改めて思います
人を観る眼が経営者で一番大切との事
そんなことを考えながら
何故「はい」と言ってやらない人が多いのか?
何故仕事にイライラする人がいるのか?
を今日は考えてみました
まず要は「やりたくない」のかなと思います
好きなことをしている時は
自分から率先してやる、イライラしない、わくわくするものです
それを楽しめると、認められなくても大丈夫かもしれません
論語にも
「之を知る者好む者に如かず、之を好む者は之を楽しむ者に如かず」
とあります
仕事を楽しめたら最高ですね
そしてあと「誰から聞く」という事も大切だと思います
あの人の言うことを聞こうと思うのか?
思わないのか?
その基準
それは社長や上司などその人に「愛」があるかどうか?
「愛しているか」が公の営みと金氏もおっしゃられていました
会社を愛しているか?部下を愛しているか?
自分の事だけ考えているのか?
部下、社員はよく観ています
社長や管理職になればなるほど影響力が高くなります
みんなの事を無条件で考え自分が責任をとることが必要になってきます
あと
あの人みたいになりたいと思うのか
思わないのか?
僕も金美齢さんみたいなりたい、生き方が信頼できると思うのでメモをとって聞いていたと思います
(講演内容はあんまりわかりませんでしたが・・・)
人が何かをするの理由
自分が好きだからやる
あの人がいうのならしょうがないからする
あの人みたいなりたいからする
シンプルです
そして僕も「社長がいうのなら」という風になりたいです
2011年05月21日(土)更新
知ってるつもり
最近の若者は色々な人がいます
「家族は自分の最後の砦だ」と当たり前なことを言うのはいいですが
その中に自分の奥さんが入ってなかったり・・・
やっぱりその中で一番失われているのが「敬」のような気がします
いい人間関係は「横関係」
しかし「尊敬」「信頼」「感謝」があって初めて横関係になれると思います
その3つのない横関係は・・・
横関係の思い違いですね
さて自分も父親の生前に「敬」があったといえば・・・
先日月命日の御参り時、母親から
「先週 お父さんの偲ぶ会を西野会みんなでやってくれたで」との事
そしてその会で作ってくださったビデオ編集を見せてもらいました
この西野会というのは僕の小学校時代、父がPTA会長時に発足した当時の役員さん方々の親睦会で
父が会長をしていて今年で30年になる会です
29年間ずっと父が中心となり毎年親睦会を行って未だに30名くらい集まります
生きている間はちやほやされるのはよく聞きますが
亡くなって「偲ぶ会」をやってくださる仲間がいるって・・・
凄い・・・
大ショックでした
父の事を「家族」「仕事」の面からはよく見ていたつもりで
知ってるつもりでした
なのでよくも悪くもひょっとしたら「敬」が抜けていたかもしれません
しかし「仲間」という面から見る事を欠落したことに気がつきました
今考えると
父の葬儀の時2日で1000名くらい御参りに来ていただきましたが
仕事関係はあまり知らせていなかったので、参列者のほとんど8割がご近所、友人の方々でした
先日お客さんの社長から
「俺も葬式のプロと言われるくらい色々葬式行ったけど、あんなに棺桶の中にお花をいれる人が
並んでいるのを見たのは初めてやで、韓流スター並みやな」
(確かにおばちゃんが多かったのですが・・・)
改めて自分の置き換えると・・
そんな仲間がいるか?
この事実にショックでちょっと落ち込み気味ですが
まだ人生これからあると思いますので
家庭、仕事も大切ですが
父のように仲間づくりにもう少し力を注ぎたいと思っています
が、どうも苦手なようです
知ってるつもりだった自分が
改めて父を尊敬した今日この頃です
そして自分がその人と戦っている間はその人の事がわからなく
「敬」もないようです
2011年05月16日(月)更新
出会い
だんだん暑くなってきています
今年からヘルメットを着用して暑い中作業をしてくれている社員には頭が下がります
ある社長さんが本日「最近記事が少なく大丈夫ですか?」
と心配してくださり関心を持ってくださる方がいて感謝です
最近感じるのは経営で大切なことは「出会い」(縁)で
そのためには
「運」「品」そして「勘」を上げることだなぁと思います
僕の心がけているのは
「運」
神様から好かれるしかない
毎日行く神社に「身清浄心正直」(吉田松陰)とかかれていますが
太陽によくあたり明るく快活に清潔に実直に生き
先祖や人に感謝して謙虚に
より多くの人にプラスを与えようと一生懸命働く
20代の人は今ある仕事、目先でいいので一生懸命にとりくんでほしいと思います
そうすると
神様から好かれるような気がします・・・
(神だのみですが・・)
「品」
あるかないかは人が評価するもので
よく勉強して教養をつけるしかないと思います
人と人との潤滑油や接着剤のようなもので
品がないのは長続きしないような気がします
「勘」(感)
最近はガイドブックなしで旅行に行ったりして感性を研ぎ澄ましています
また美しいものを見たり触れたりしたいです
調子がいいと見えないものが(先)が見える実感があります
そして
「縁」
一期一会(過去オール善)
今も過去も偶然ではなく必然で人と出会っているような気がします
出会った人がその時の自分の状態(ステージ)と思って出会った人からのメッセージを大切にしています
いい出会いのため
自分の状態を上げたいと思っているのかもしれません
以上
若輩者の意見ですが
(ごろ合わせもあり・・)
今自分はその4点を上げるように心掛け
経営者をしています
自分の運を上げ、品を上げ、感性を高めて
いい縁(人)に恵まれる
論語にも
「学びて時に之を習う、またよろこばしからずや。朋遠方より来る有り、亦楽しからずや。
人知らずしてうらみず、亦君子ならずや。」
最終的には人生、誰と出会ったかですね
ちなみに
(自分の存在を認めてくれなくても、怨むことなく、自らなすべきことを努めてやまない人は
なんと立派な人物ではないか)
とも書いていましたが・・・
(忘れていました)
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