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重職心得箇条
取引銀行の発刊誌の見出しに「心理学から見た中間管理職をめぐる問題点と活用法」と
いうのがあり早速読んでみたら
人間が社会活動に参加する3つの動機があると言われている
1.パワー動機「競争に勝ちたい。力を得たい。お金が欲しい。」
2.達成動機「目標を達成したい。夢を叶えたい。周囲から評価されたい。」
3.親和動機「人と心のつながりを持ちたい」
僕は3.の親和動機(人)の人達を評価しています
人の心のつながりに喜びをもち仲良く仕事をしていきたい
成績や収入よりもみんなの気持ちが大切
競争を好まず敗者への思いやりが強い
情に流されてビジネスとしては高い成績を出せない事は少なくない
管理職に向いていないが部下からの人望は厚い
全員の力が結集して好成績を上げることも少なくない
最大の価値は会社全体の人間関係において、ぎすぎすしすぎるのを防ぐ
緩衝材となってくれることである
なるほど・・・
中間管理職に親和動機の人が多いと
社内の空気は良くなりますが
利益が薄くなるわけである と気づきました
僕自身のタイプは診断テストで2.達成動機(夢)タイプで
目標や夢を達成する事に人生の喜びがあるタイプ
人に勝ったり好成績をあげても満足はなく
自分のやりたいことで成功しなければ本当の満足はない
扱いにくい面もあるがやる気を出したときは熱心さとねばり強さがある
はっきりとした目的を持ったチームリーダーに向いている
高い成績を上げることが多い
との事でした
自分の苦手な人は
パワー動機(金)
勝つことに人生の喜びがある
権力を手にして思うままに動かしたい願望がある
お金に執着があるのはパワーの象徴
人と競争して勝つことを好むので出世の喜びは大きい
管理職には向いていて高い成績を上げ企業が勝っていくには必要な人材
部下からの人望があまりない事が多い
仕事を選ばずどのような部署でも高い成績を上げる
使いやすい人材
とあります
この本で書いていたのは
会社組織の中で中間管理職を活用するために効果的なのが
3つの異なるタイプの人間を混在させるということ
集団というものは優秀な人間ばかりを集めれば
優秀なチームになることもない
「人」「金」「夢」の3種をそろえることで全体が機能し
力が最も高まるといえる
とあります
となると・・・
会社を成長させたければ自分の苦手なタイプも企業に必要?
ということですかね?
重職心得箇条 (佐藤一斎著)
第二条 「重職は自分の好みでない部下をこそ尊重して使え」
ともありますし・・・
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