大きくする 標準 小さくする
前ページ 次ページ

2010年02月18日(木)更新

値上げ反対

私たち 一般廃棄物処理業者は 市町村より認可を受けて営業をしています

一般企業や商店、飲食店などのごみを収集して代金を頂き
その中から焼却料金を市町村へ支払ます
(少なくとも大阪市はそのシステムです)

地位的には市町村の下請業者であります
しかし最近はある意味下僕みたいなものです

大阪市の環境事業局の局長曰く
「許可業者収集と直営収集は車の両輪です」
と言っていたのが
今は昔で

最近は役人にも情というものがなくなってきたのか
自分たちの組織を守るのが精一杯というのか・・・

大阪市の焼却料金の値上げをこの3月の議会で議案を出してきます

現状料金の5割増という案らしいです

このご時世5割の値上げというのはありえません・・・

いい加減 人の生き血を吸うのはやめて頂きたいです

我々は本当に死活問題です

値上げを通達一枚で簡単できるのは行政という悪人 いや役人だけです
(現場は本当によくやっている人々もたくさんもいます・・・)

この値上げをお客様に転嫁できるかどうか
考えたらわかる事です

ありえない・・・

neage

2010年02月17日(水)更新

誇りある会社

本日取引銀行の行員と話をしている中で
自分が外資系銀行員になったエピソードを話していると
「凄い度胸がありますね」というフィードバックを頂きました

僕はこの家業を継ぐ前、カナダ系銀行の「Bank of Nova Scotia」で
6年勤めていました

当時の事を振り返ると、簿記や銀行業務はもちろん、英語も全くできないのに
よく雇って頂いたと不思議です

何故入れたか?

23歳の時、フリーターでアルバイト雑誌を見ていたら
ある派遣会社が本屋の配達のバイト募集をしていて
応募したら締め切りで、
そしたらその派遣会社に「外資系銀行が大阪支店を立ち上げるので
手形運びのバイトがあるからやらないか?」と言われ
時給もよかったので
「お願いします」

6か月バイトしていると支店長から「君 学校出てふらふらしているのもなんだし
うちの社員にならないか?」と言われ
「お願いします」
となっただけです

京大や神戸大学など名だたる大学卒の人ばかりで
お客様も丸紅、住友商事など一流企業ばかり・・・

やみくもに働きましたが大変でした・・・

英語も銀行業務もできない自分に
「PC」という誰も当時まだしていなかった事を勉強して
やっと居場所を得ました

一応の成功体験ですが・・・

実は本当は一度「エリート」ってどんなものかを知りかったという意図がありました
淀屋橋で働けたらどこでもよかったのでそんな行動をしていたと思い出します

小さい頃 ごみ屋である父が、あるエリートにぼろカス言われて
馬鹿にされていた事をずっと覚えていて
ごみ屋を継ぐのであれば一度エリートになって僕たちを馬鹿にする
人間ってどんな事をしているのか?自分がそのエリートになって
その人達を知ろうと思っていました

自分が社長になったら
「誰にも馬鹿にされない社員が誇りをもてる会社になろう」
と決心を子供時にしていたのを本日思いだしました

2010年02月16日(火)更新

社長の仕事

社長の仕事は一言で方向性を決め、夢を語り、伝え
そして全体の責任をとる事でしょうか?

理屈はわかっていても
現実は現場への小さい指示、お客様や業者との小さい折衝に時間と神経を使っています

当社みたいな小さい会社はそんな小さい事も社長がするべきという風土があり・・・
責任は社長がとるものという風土の中で
一人の取れる責任というのは限られています

それが伸び悩む原因です

会社を大きくするには
一緒に責任を取ってもらえる仲間を増やすしかないようです・・・

j経営目的は
1.顧客の創造 → (社会性の追求)
2.社員のモチベーションアップ → (教育性の追求)
3.キャッシュフローの健全化 → (収益性の追求)

を考えると

一人ではパンクしますね

ただ今は一生懸命働いて頂いている社員がいる事に救われています

2010年02月13日(土)更新

ジェイブリッジ

昨日は遅まきながら㈱ジェイブリッジの新年会を行いました
社員2名と外注業者さん1名、そして妻と僕と計5名のささやかな会でしたが
夢を感じました

まだ創業1年ちょっとで社員2名の会社です
ただ2代目3代目の今の会社と違った文化を創りたいと想いがあり創業しました

「自分には能力がある」「周りを仲間と思う」という事をコンセプトに
主体的に考え、自立し、そして調和する
そんな会社を目指しております

今現在、一人の社員の企画からプロジェクトを立ち上げ
予算を与えて、いわゆる社内起業的会社にしています

夢は夢で、現実はそう甘くなく売上が上がらず通帳からお金がどんどん減ってきて
社員は毎日焦っています

しかしその社員がたくさんの事を学んでいて、周りが応援してくれていて
みんなにすごくいい影響を与えています

ただ本人だけがお金の減るマイナスばかり気になり
そのプラスに気付かないのが残念です

彼の欲しいのものは「自信」らしいです

そして彼は能力は高いと言われると喜びます

彼は結果を上がると自信がついてくると信じています
だから結果が欲しいのもよく解ります・・・

でも本当にそれで自信がつくのでしょうか?

僕の彼に本当になってもらいたい姿、
大切なのは人間性と両立してもらえる事です

この一連の中でよくよく考えると
大きくなるには人間力
継続するには人間性が大切かもしれませんね

2010年02月11日(木)更新

野田俊作氏

本日はアドラー心理学の野田俊作氏の講演へ行ってきました

アドラー心理学とはオーストリアのアルフレッド・アドラーが人と人との関係に興味を持ち
「人間関係はどうしてもつれるのか?」
「どうしたらよい人間関係がもてるのか?」
について研究し後継者たちが発展させた心理学です

4年前にアドラー心理学カウンセラーの今井和子氏にご享受して頂き
自分の人生が180度変わるくらいにビビっときたので
現在も学んでいます
(ガッツ石松氏の380度まではいかないですが・・・)

講演内容は「人への援助」でした
最近、社員教育でもやもや感たっぷりだったのが講演を聞いてすっきりしました

ヒットしたのが援助の目標で「その人が共同体に所属できるようになる」です

社員が会社内でしっかりと居場所を持ち
「どうやったら人の役にたてるのだろうか?」
と社会に役にたつアシストする
のが自分の仕事のような気がします

粘土はそのままでは使い物にはならなく、お皿になったり花瓶になったり
人に役に立つような生き方を援助したいと思います

そして共同体とは会社であり、地域であり、国であります
戦後「国のため」というのが禁句になっていますが
この教育が社会を歪ませているというのが本当に共感できました
(よく学んで研究しての話ですが・・・)

誤解があまりにも多い世の中です

論語に
「学べは則ち固ならず」
とあります
野田俊作氏の講演を聞いて本当にそう思います

よく学んでいる方は本当に考え方が柔軟です

そして僕は柔軟な生き方をしたいと思っています
«前へ 次へ»