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2009年03月27日(金)更新

お別れ

ここのコラムに書くのが適切かどうかわかりませんが
昨日、元従業員の葬式に行ってまいりました

彼は40歳の若さであの世へ逝ってしまいました
当社に21歳で入社以来、昨年まで18年間在籍して多大な功績をあげて頂きました

今週火曜の夜から危篤という事を友人から聞き、それから
彼の人生、そして自分の人生について考えさせられる時間を持ちました

彼はお父さんを幼少の頃になくし、確か中学もろくに行ってなかったと聞きますが
21歳に入社以来、朝の6時に休まず出社するようになり、業務態度は勤勉で知恵が働き、働いた給料を病弱なお母さんに仕送りして、私生活では結婚し子供までできました。また友人もたくさんいたようでした。

しかし彼は本当に当社で何を感じて生きていたのか?
何かを得る事ができたのか?
そして何をしたかったのか?

それは今もわからないままで

そして
自分は今日まで何をして来て、
何に向かって一生懸命頑張っているのか?
誰と一緒に生きているのか?

改めて考える機会、時間を作って頂いたと思いました。

死ぬ事は避けられない事はわかっていたけど
順番もない事も改めて感じました

本当に彼の18年間に感謝しています
そしてご冥福をお祈りいたします

2009年03月26日(木)更新

その他プラスチック

その他プラスチックとは一体なんでしょう?

何年か前に「容器包装リサイクル法」が制定され廃棄物から分類された
品目であると認識していますが

プラスチックにも本当に種類が多くPP、PEという素材でできた例えばラップ類やプラスチック製の籠などはわりとリサイクルしやすいので市況が悪い現在でも有価で引き取りしてもらえてます

またペットボトル類もなんとかリサイクル原料として生かせてる現状ですが

その他プラスチックというものは全くリサイクル原料として受け入れ先が見つかりません。

ではその他プラスチックとは? 

それはカップ麺の容器、パンの袋、コンビ二弁当の容器、ソースやマヨネーズが
入っていた容器などなどです

これをどうしてリサイクルできるのか?何故こんな法律があるのか疑問です。

せめて受け入れ先がしっかりリサイクルできる状況を整備してから法律を施行してもらいたいものです

あと市民が一生懸命分別して市町村単位で回収しているペットボトル以外の
その他プラスチックは本当に適正にリサイクルできているのか、日本TVの「ばんきしゃ」の取材に行ってもらいたいものです

2009年03月20日(金)更新

船井 幸雄

私の尊敬する人物は
船井幸雄氏 竹村健一氏 と 島田紳助氏であります

3人には共通点があり 発想がユニークであり
誰もしていない事をさりげなくするという点です

当たり前の事を当たり前にするという前提でその出し方がすごく面白いと思っています。

あと自分の好きなことをやっている点でも共通しますね

そんな生き方をしたいと思っています

そして 今日 船井幸雄氏の「未来をつくる言葉」を読んで気づいた事を書いてみます

「一流の仕事は整理整頓から生まれる」

そして「即時処理」

なぜ整理整頓が必要か? なぜすぐにしないのか?

シンプルな言葉の中にたくさんの意味があると考えされられます

2009年03月18日(水)更新

休日

当社は日曜日休日です

僕の日曜日の過ごしかたですが朝は少しゆっくり目におきて
散歩をかねて近くの神社参りに行きます(これは毎日ですが。。)

で、サンデープロジェクトとサンデージャポンを見ながらゆっくり妻と朝食を
とります。これが人生の至福のときです。

そしてちょっとゆっくりしたあとSUVのゆったりした車で好きなジャズを聴きながら
妻とドライブをかねて田舎のカフェ巡りやその時の自然を堪能します。

そしてその近くの日帰り温泉へ行き色々考えをまとめたり、ゆったりします
約2時間くらい入浴したあと家で鍋などをつつき一日が終わります

子供もいないもあり、ゆったりした1日を過ごすことができ明日からの鋭気を養います

地味ですが僕にとっては極上の休日です

月ヶ瀬梅林にて

2009年03月11日(水)更新

みなし一般廃棄物

一般廃棄物業を営む会社は年中無休も多いですが
当社は日曜日が休日です

創業者の祖父の時代は当社も年中無休で正月も盆もなしで営業していました。

父が家業を継いだ40年前、せめて盆正月や日曜日は家庭で過ごす事が必要との父の想いで商店街や飲食業の顧客を同業他社に譲り、製造を中心をした工場会社の顧客創りをしてきました

その間に国の法律が変わり、昭和45年には産業廃棄物というカテゴリーが新たにできました。

しかしながら大阪は中小零細の町という観点から少量の産業廃棄物なら一般廃棄物として処分してもいいという「みなし一般廃棄物制度」が設けられて、それに従って
市内の事業所、及び許可業者は大阪市の焼却場へ廃棄物を搬入してまいりました。

ある意味大阪市民は多大な税金で作られた巨大焼却工場と引き換えに恩恵も受けてまいりました。

しかし今年から大阪市の処理方針が急に変わり「みなし一般廃棄物制度」が撤廃され、今まで大阪市で処理していた少量の産業廃棄物が大阪市の焼却工場では処理されなくなるようです。

急に決まって、有無もなし、それも性急に行われているようで大阪市の事業所の排出業者は相当混乱されており、私どもも毎日その相談、対応で忙殺しています

大阪市の意図は全国の標準に合わせるという事で、それはそれでごもっともな話ではあります。
が、今まで中小零細企業が多いという観点ですべての廃棄物を処理するという方針をもって膨大な税金を使って11工場も巨大焼却工場を作ってきた責任は・・・?

こんなたくさんの大きい焼却工場があるのは全国で大阪市だけです

もっと有効に使った方がいいのではないかと思いますが・・

余談ですが

廃プラスチック類が民間の焼却処理なら10倍ほどに負担金額に変わります
(民間業者と大阪市の焼却料金を比べると民間がもちろん高い)

埋め立て処分はまだ比較的安いですが、埋め立て処分が環境にやさしくはないし(時代と逆行)、
またリサイクル原料にするにも品質が求められ洗浄が必要。
洗うだけで大量の大切な水を使い、汚水になった水は下水に流れ下水処理にお金がかかります(下水処理したあとの汚泥は結局焼却します)
また中国はじめ世界が景気悪く輸出もできません。

まずプラスチックの焼却が環境に悪いというのはひょっとしたらみんなの思い込みで
場合によっては焼却の方が環境に優しいかもしれません・・

またプラスチック類が搬入されないと焼却工場の燃焼カロリーが少なくなることは必至で、重油をたく事になり余計な油が必要になります。

はたして環境にいいのか悪いのか???
お金は???

急に路線を大きく変更する、行き当たりばったりの行政では困ったものです

ごみ処理の方針が変わり、今までの処理方法が間違いであったと認めるなら
膨大な税金を使って焼却工場を作ってきた責任を誰かにとってもらいたいものですね
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