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2010年07月19日(月)更新

初会議

先日 初めて幹部会議(ミーティング)を4名で行いました

ずっと数年間温めていた企画で僕が一番したかったことでした

きっかけがエコアクション21の更新の審査でした
会社の環境方針をどこまで把握しているか
担当の審査員の方が社員にインタビューをするのが必須項目で

「どんな対応を社員はするのだろう」
「環境方針をみんなの前で敢えて言ったことないし、ミーティングもした事ない・・・」
僕はビビっていました・・・

が、「せっかくなんで正直にフィードバック下さい」
とお願いして会社を後にしました

そしてインタビュー翌日の審査員の回答で
「幹部の方はすごく前向きで会社の事を大切に思っていて
情報を知りたがっていますよ」
「社長の思いすごしで、すごくいい幹部の方々で羨ましい」
「ミーティングしてくださいね」
という意外な回答

そして意を決して会議日程をその週末にしました(鉄は熱いうちに)
ただエコアクションでミーティングをしないといけないという理由もつけて・・・
会議メンバーも思い切って厳選して決めました

当日までまたすごくビビっていました

そして当日

この幹部ミーティングの意図(エコアクションも大切だが、もっと大切な事を正直に話して共有して会社の未来を一緒に考えて行きたい事)から始まり
当グループの売上、利益、そして借入金を話しました

幹部の中にはびっくりしていた人もいましたが
でもそこから正直に話す事が、できスタートできたと思います

先代の時はトップダウンで何一つ大切な情報を共有してこなかった事は悪いとは思わず、
「言ってもしょうがない」
と責任を一人で負っていた父の事は本当に凄いと思います

が、僕は、どうしてもこの現状の苦しさなどを共有して社員一丸となって
乗り越えたいと思っていました

一緒にするには社員を信頼して自分の事を開示をする事からスタートです

僕の方針は「みんなの会社」
(環境方針は「持続可能な社会の創造」)

社長から作業の指示だけをする会社から
経過を共有して未来を社員と一緒に考える会社へギアチェンジできた日でした

皆さんありがとうございました

2010年07月08日(木)更新

企業の寿命

企業の寿命は40年とか50年と聞きます

当社は昭和29年に祖父が一般廃棄物収集運搬業としてスタートしましたが、
創業56年となり企業や業種の平均寿命を過ぎております

そして
許認可制度がある一般廃棄物業者は倒産しないという
神話があったのですが
昨今、崩壊しつつあります

ただみんなは急な話ではないように思っているようですが・・・
実はそれが一番危ないと僕は思っています

例えで言うと、
鍋の中に水を入れてカエルを泳がし
徐々に徐々に温度を熱くする
するとカエルが鍋から出るタイミングを失って
茹でガエルになる

急に熱湯になるとカエルも反応して鍋から逃げる事ができるのですが・・・

経営者としてはその危機感を社員に伝える義務があります
安定職業と思っている社員をただただ不安を煽るのも違いますし・・・

人間は保守的ですので頭では解っても
変わる(鍋から出る)のが難しいです

そのため僕は去年の社長就任以来
その事に力を注ぎました
まずはそのためには新しい社員が必要と思い
そしてそのためには新しい仕事が必要と考えて
次々新規事業を行いました

結局去年、今年でアルバイト含め8人採用しました

何でこの不景気の時期に新しい社員を入れるんだとか
儲からない仕事をとってきて
という反感もあったと思います

実際母親から「何を考えているねん」
と怒られた事もありました

しかしベテラン社員との融合する事
会社の活性化を目的として
信念をもって断行しました

「カレーが焦げないように鍋を掻き混ぜる」

それが僕の一年の仕事だったと思います

そして最近少しづつ明かりが見えてきたような気がします

2010年06月24日(木)更新

人生の目的

前回のブログで「技より気持ち」が大切だと書きました

武道でも「心 技 体」と言われるように
順番もその通りかもしれません

ビジネスでいうと
心=「理念」
技=「作業(仕事)」
体=「財務(お金)」かもしれません

武道でも最初は「健康になりたい」から始まり
そして「勝ちたい」(技を磨き)、最終的は心が強くなる

ビジネスでも最初は「儲けたい」、そして「いい仕事をしたい」
最終的には心が大きく成長する

パートナーでも最初は「いい事したい」「好かれたい」
最終的にはパートナーと生きる事で心が豊かになる

趣味でも最初は「楽しみたい」から始まり「もっと上手くなりたい」
最終的には心の潤いとなる

人生の目的=魂の向上

という事をよく聞きますが

「健康になりたい」や「儲けたい」「楽しみたい」「いい事したい」
ときっかけは色々ありますが

最終的には魂の向上になるみたいですね

2010年06月16日(水)更新

事業継承の第一歩

大阪市の一般廃棄物収集運搬業の同業者組合の定例会の企画の中で
壇上スピーチをする「友の声」というのがあり、
来月の定例会で是非僕にして欲しいという話が専務理事からきました

断るに断れず来月する事になりましたが・・・

青年会議所では500名の前でスピーチした経験がありますが
さすがに150名くらいの同業者の諸先輩の前で何を話せばいいか・・・

迷います・・・

自社のうまくいっている事を言ってもかどが立つし
自社の困っている事を言うのも微妙だし
自分の人生や経験談を話そうにも多分僕にみんな関心ないと思うし・・・

「友の声」という企画にも関わらず業界で友達がいない僕なので
アウェイ感を持っているのが一番問題なのです・・・

本当に勘弁してほしいです

でも改めてその視点で人生を振り返ってみると

生まれながらにゴミ屋の息子に生まれ、幼少時代からトラックやリフトの横に乗ったり、集金や役所に同行したり、小学校低学年になると工場トイレ掃除やビル清掃のバイトをしていたのが鮮明に思い出します

また社員の人に海につれて行ってもらったり、運動会など行事に来てもらったり
社員の人は家族同然だったのを思い出しました

その経験などで知らず知らずに会社を継ぐ決心をしていたと思います
僕は子供がいませんが、もし子供がいたら仕事の現場に幼少時から
連れていき、小学生からバイトさせたいと思います

そこで親を知り、社員とふれあい、仕事を体験し、社会を知る
それが事業継承の第一歩だと思いました

でも友の声どうしましょ・・・

そして
谷川さん、中村さん、酒井さんコメントありがとうございます
今知りました・・・

2010年06月11日(金)更新

感謝

おかげさまでこのブログ総訪問者数10000件を超えさせていただきました

こんなブログでも読んでくださる方に感謝 感謝 感謝です

さて弊社は
先月今月と3名の退社者があります

3名中2名は68歳でまぁ円満定年退職ですが・・・
1人は安定を求められ方向性の違いで退職されました

当社では今は安定的に高額な給料を出せる余裕がなく・・・
(いくらが高額かはその人しだいですが)

そして一番の理由は僕より年上なので
足でまといになることを気にされ
役に立ちたいがどうやって立てるのかがわからない
迷惑がかかるとの事でした
(他にも理由があると思いますが・・・)

本当に真面目でよく働いてくださり感謝でした

ただ一般論として
「役に立ちたい」
とよく聞きます

が、その言葉に僕は少々引っかかります

役に立ちたい(自分のできる事で)=自分のできない事はしない(かっこ悪い)
=自分のことしか関心がない

それとも
自分は安全な場にいながら
人の役に立ちたいと一般的に思っているのでしょうかね

「結果」よりも「助けたい」という気持ちが
僕は嬉しく勇気づけになると思うのですが・・


でも
まず経営者は自分が魅力的になって
この人を助けたいと思ってもらえるようになることが一番大切ですね

修行 修行

10000回突破ありがとうございます!
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