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2015年07月15日(水)更新

経営合宿

hiromi様
以下のコメントありがとうございます

漠然と理解していたことがあまり遠からずだったことが分かりました。
 出来れば普通にリデュース製品が選べる世の中に向かっていくと嬉しいのだけれどと思いました。
 
お弁当にしても、お惣菜にしても、ペットボトル飲料にしてもプラ製品なしでは1日足りとも暮らせない世の中になってしまって残念です。
 
 私の好きなミュージシャンで「戻ることが未来」と言った人がいますが、
 意志の力で少しでも楽な方へ、安易な方へと流れることをいましめて暮らして行きたいと思います。
 
ありがとうございました。
 
これからも貴社の発展の様子をblogで楽しみに拝見させていただきたいと思います。


これからリデュースがもっと進めばいいと思いますね

弊社も国内リデュースの難しい食器などは
海外向けに集めております
是非ご協力くださいませ

さて毎年恒例の船井総合研究所様の
経営合宿へいってまいりました
今回のテーマは
経営者の心と頭と体のメンテナンスでした

理想の人生とは?
理想の経営とは?
理想の体とは?

二泊三日で最高にリラックスをして考えてまいりました

結論は
僕の人生・・・

人間「樋下茂」は
今のままで自分自身十分満足であり
これからもこの人生の延長線上でありたいと
思いました

しかし
経営者としての「樋下茂」は
まだまだ100点満点で10点くらいだと思いました

このままでは
従業員にも迷惑がかかるし
と思います

「人生の中で何が一番大切か?」
を毎日15分考えていますが

「経営者として何が一番大切か?」
をあまり考えた事がなく

やっぱり考えた結果
「事業の意義目的を明確にする」
しかないような気がします

なので

弊社理念の浸透を
「信頼を繋げる」
徹底的にしたい

と思いましたが・・・

はたして
理念が今のままでいいのか?

というところに行き

そして
もう一つ
考える自問自答として

「何故今の仕事をしているのか?」

これが「志」という事になるんだと
思います

僕は今の仕事をする前
まずは
親孝行、従業員への感謝
そして業界の地位向上を
思っていました

今回
改めて考えると

「持続可能な社会を創る」

というキーワードが見え

理念をつくりかえようと
決意した合宿になりました




 

2015年06月22日(月)更新

リサイクルについてのご質問

小西様
コメントありがとうございます

hiromi様
ご質問ありがとうございます
一応のお答えです

樋下さま、お久しぶりにおじゃまさせていただきます。
質問なのですが、プラスチックリサイクルの為の破砕機とは一般で云うプラごみ、ペットボトルなどを破砕するものですか?それは運搬の都合と、リサイクルの円滑化のためでしょうか?



また今家庭ごみや事業系ごみでは分別の対象になっていないと思われるプラスチック製品についてはリサイクルのルートはありますでしょうか?
職場で時々でる空容器にプラスチック製品があるのですが、ペットボトルや一般プラ容器のようなプラマーク、リサイクルマークがついていないのですが、何とかリサイクルに回せないものかと気になっています。
お菓子袋等の薄い材質のものよりも業務用のしっかりした容器こそ、プラスチックの量も多くて、回収効率もいいように思うのですが、細かい材質の違いでリサイクルは難しいのでしょうか?
いろいろ質問しましたが、急ぎませんので教えていただけますか。


まず
一言で「リサイクル」と世間ではいいますが

素材を再利用する
燃料にする
熱回収する
など色々なリサイクルがあります

弊社では

ペットボトルについては洗浄が必要なため再生業者に委託してリサイクルへ
その他プラスチックについては提携会社にてRPFという燃料にしてもらっています
またリサイクル不可な廃棄物については
若干ですが焼却にまわしてサーマルリサイクルしてもらっています

今後について
プラごみの中でも比較的再生のしやすいPPを破砕し
マテリアルリサイクルにまわすつもりでいます

プラ破砕はリサイクルの前処理です

また
プラスチック製品は複合している製品が多く
リサイクルマークのある商品は
リサイクルしやすい素材でできている商品で

単品であれば可能ですが
全てをリサイクルというのは不可能だと思います

例でいえば
マンションでよくある風呂桶なんかは
FRPという製品で強化のためガラス繊維が含まれて(複合されて)

リサイクルをするには大変難しく・・

単品でも
カップ麺の容器でさえ
綺麗に洗わなければリサイクルはできません

水の使用やその後水処理を考えると
リサイクルが本当にいいのかさえ疑問です

そして
本当に環境にいいのは

一般的にいう「リサイクル」より
再利用の「リユース」であったり
発生抑制の「リデュース」であったりします

なので

僕の持論では
世の中は
一元的な「正しい事はない」
と思っていて

環境、経済を含めた
それぞれの事情がある中

弊社では
「持続可能な社会をつくる」
を環境理念にして
励んでいく所存でございます

ひょっとしたら
ご質問とかみ合っていませんが・・・

お答えとさせて頂きます

いつもありがとうございます

2015年05月30日(土)更新

格物致知

先日、青年会議所時代の仲間の会で
サックスを吹かせて頂きました

ちょっと嬉しかったので
ブログに載せてみます


話変わって
弊社は本年より「環境整備」を行っています

ちなみに環境整備と掃除の違いは
「業務」か「ボランティア」

ですので業務時間内でやってもらっています

環境整備の本来の目的は「PDCAサイクルを回す事」

本日は月一回のチェック日
担当役員と環境整備委員と一緒にチェックを行いました

環境整備を始めて3回目のチェック日ですが
本当に建屋、車、トラックが素晴らしく綺麗になり
感動ものです

PDCAの「C」(チェック)がなければ「A」(改善)がない

そう思うと
今までチェックをする概念が僕にはなく・・・
改善がないのは当たり前

「C」(チェック)は社長の仕事で
今まで社長として何もしてこなかったと
反省の日々です

「もの」の環境整備(ものが同じ方向にむく)ができて
はじめて「ひと」の環境整備(同じ方向の考え方)ができる

そして
「ひと」の環境整備ができて
はじめて
「情報」環境整備(同じ価値観で情報共有)ができるらしいです

だから
物の環境整備ができていない会社に
情報共有でベクトルが合う事は難しく

「一致団結」
まずは物、形から

「格物致知」という言葉があり
物を格して知に致す

全ては
「物」を「格す」ことからスタートですね

最近
ちょっと弊社もスタートがきれた感じがして

「格物致知」を
初めて実感しました







 

2015年04月27日(月)更新

熱中時代

カンボジア出張の際
カンボジア日本語学校
「タヤマ実践カレッジ」へ行ってまいりました

久しぶりの感動

あるコネクションで
友人の社長4名でその学校の教壇に立たせてもらい
20歳前後の約30名のカンボジア人生徒の前で
1時間講義をさせていただきました

感じた事は
「教室の熱気が凄い」

一言でいうと
日本の40年くらい前の
水谷豊さん主演のドラマ
「熱中時代」の教室みたいに
児童と先生が盛り上がります

何が感動といえば

まずは元気
そして反応のよさ

「こんばんは」
挨拶をすれば
必ずすぐに
「こんばんは」

そして質問を投げれば
「改めましてこんばんは」
「私の名前は○○です」

そして自分の意見を・・・

素晴らしすぎる

「どんな人間になりたいか?」
の質問には

「真面目な人」
「積極的な人」
「素直な人」
そして
「お金もち」

でもどうしてお金もちになりたいか?
と聞けば

勉強してお金儲けをして
貧しいカンボジアの人を助けたい
との事

自分の事だけを
考えていない事に
また感動です

本当に学びたい人が集まると
これくらい熱くなるもんだと
感心しました

そして帰国後
同世代の新卒君を見て

・・・

思わず何人か注意をしました

照れているのはわかりますが・・・

これでは
「日本の将来は絶対やばい ASEANに追い越される」
と感じる今日この頃です

まずは弊社から・・・

それにはまず「挨拶」

元気な挨拶 人の顔をみて挨拶
ですね

弊社の新卒もみんないい子なんですが・・

でも本当にカンボジアは
40年前の日本のように活気があります





 

2015年04月17日(金)更新

謙虚になるためには

そういえば・・・

オーストラリアで差別をされた話ですが

家内がホテルの玄関を掃除していると・・・

マネージャーの奥さんがきて
「ちこさん 何してるの!
あなたたちが玄関にいると
白人のお客さんが来なくなるの!
早くバックヤードへ行って」
と・・・

そのマネージャー奥さんは
(ちょっと足らないので)
ストレートで正直

言われて
本当に悲しい気持ちなりました
何も悪くないのに・・
存在が否定されている・・・

と同時に
僕は「なるほど」
と歴史がわかりました

白人の本質が見えた
という印象です

ちなみに
イギリスの流刑地がオーストラリアだったので
その罪人の子孫は優しいですが・・・

オーストラリア人同士
従業員も色々ありました
マネージャーとシェフがもめだし
警察ざた・・
(肉食人種なので喧嘩が激しい)

理屈でいうと
マネージャーは自分の新しい方針を命令
シェフは昔の店の残党で昔流

マネージャーはイングランド人
シェフは罪人の子孫

合うはずもなく・・

僕は外資系に勤めていたので
僕はマネージャーの言い分に
分があると思っていましたが

シェフは
日本のオーナーに手紙をFAX
マネージャーの悪口を歪曲しある事ない事

日本のオーナーは
日本流
昔からいるシェフを信じているので

「何でそんな新参マネージャーに勝手な事さすの!」

電話で叱られ・・

自分が採用したマネージャーでもないのですが・・
理不尽・・・

そして
「勝手にせいや」と言って帰国した
現地社長が3か月ぶりに
日本から登場

いきなり
「マネージャーの首を切れ」

「え~」
「自分が入れたマネージャーちゃうの?」
と心に思いながら・・・

指示だったので
マネージャーに解雇を言い渡し・・
(人生後にも先にも解雇言い渡しはこれしかありませんが)

お金の事を報告
「こんな支払が滞っているって
信じられません
一応 分割で約束しました
あと足らない分は自分で建て替えてます」


そうすると
社長は
「何でそんなに支払うねん! お前金あるんか?
全部払うな! 文句言ってきたところから少しだけ払え
それまで黙っとけ」
と・・・
「給料も取れてないんです」
というと
「それは取れ!」
と・・・

どうやって人の支払をほったまま
自分の給料をとるんだろう・・・

価値感が違い過ぎ
もうこれは無理と
すぐに辞表をだしました・・・

日本のオーナーとの約束の手前
あと3か月はすることに説得され

折角なのであと3か月は思った事好きにをさせて頂く事
を日本に一時帰国してオーナーにお願いしました

そして
まず
シェフの家を探し何度も尋ね
こちらの思いをコンコンと話して
スタッフにも伝え
自分が先頭になって
皿洗いなどを・・・

最後の最後は
みんな仲良くなり円満で
それなりに業績も回復して
ミッションを終える事ができました

その社長とは話すことは二度とないですが・・・

やっぱり仕事は
「人間関係」が全て

誠意を尽くせば
従業員もわかってくれるし
いい人間関係ができ
仲がよくなれば
売上もあがります

本当に世界共通だと思います

色々勉強になった半年でした
今振り返ると
経営がうまくいかない理由は
全て
「人のせい」「状況のせい」
でした

自分の思ったようにさせて欲しい
自分ならもっとできると・・

実は
完全な主体性の不足(依存状態)
スピード不足
準備不足
知識不足
経験不足
なにもかも不足・・・

目的は
成功してあっと言わせたかった

自分の小さな小さな枠の中で考えていて・・・
すぐに成功できると思って
要は自分の事しか考えてなかった・・

感謝もなければ、謙虚さありません

これで
上手くいくはずもありません

最近学んだことで
幸せな経営をするには
「主体性を発揮する」

そのために
一番大切な事は
「できない自分を受け入れる事」

本当に
オーストラリアで上手くいかなかった自分を受け入れるまで
数年かかりました

それまではずっと人のせい
あの人悪い人 私可哀そうな人
恨んでそしてずっと落ち込んでいました
その事から
抜ける事ができたのは・・・

今現在
与えられた事を一生懸命する

そして
自分で成功体験を積んで
自信をつける事が大切です

なりより
忙しくなれば過去を忘れます
暇だから色々過去を考えると思います

しかし本当に
失敗を受け入れる事ができるのは
最後はやっぱり「勇気」

そして「勇気」の源は
「仲間」と知りました

当時
人を全く信じていなかったし
人の事を仲間だとおもった事はなかったです

信頼できる「仲間」がいると
「勇気」がつき
できない自分を受け入れる事ができました

「勇気」がつくと「冒険」もでき
できない自分と向き合い受け入れることで
「謙虚」にもなれます
おかげで
そのオーナーの大きさがわかりました

そして
何もできない自分に
そこまで任せて頂いたオーナーに
「感謝」もできるようになりました

ほんとに「すいません」と言いたいです
そして「ありがとうございます」



本当に素晴らしい街 「katoomba」でした
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