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2014年12月23日(火)更新

乙未三碧木星

先日は㈱船井総合研究所さんの
「時流予測セミナー」へ行ってまいりました

講師の唐土新市郎さんは
毎年九星気学の運命学から
その年のキーワードを発表されます

来年は
「乙未三碧木星」(きのとひつじさんぺきもくせい)
という年で

乙という年は
一言でいうと
「決めた事が曲がる」

三碧木星は
「朝日」(春)
「雷」(力)
らしいです

ポイントは
①この3年間やってきた形を安定させる
②経験ばかりに頼らない
③自分 自分と主張せず、周囲の協力がなければ伸びない
④人は短気になりやすい
⑤2014年8月~10月に決意した事を大切にする
⑥2014年10月8日~11月6日が来年の縮図

経営のキーワードは
①若者の意見を聞く
②冷静になる
③内部充実
④原理原則法則に立ち戻る
⑤初志貫徹

との事です

日常生活は
①深呼吸をする
②午前中を積極的に
③生活に音楽を取り入れる

が大切だとの事

あくまでも運命学ですが・・・
統計学ですので参考にはなると思います

最近古典を勉強する中で

「時中」という言葉をよく耳にします

簡単にいうと
米は春に植えて秋に収穫する
という簡単な事ですが

仮に秋に植えたら冬には枯れてしまいます

いくら徳望が高いリーダーでも
時を間違えると
うまくいかず

「天の時、地の利、人の和」という言葉があるように

時は本当に大切です

そして
たまたま今年の致知一月号に
書かれていて



君子はよく時中す

 東洋古典の名著『中庸』にある言葉である。

 安岡正篤師によれば、
 「中」には相対立しているものを
 統一(相結ぶ)して一段高いところへ進めるという
 意味と同時に「あたる」という意味がある、
 と説明している(『洗心講座』)。

 立派なリーダーはその時その場に
 ふさわしい手を打ち、あらゆる矛盾、相剋を
 克服してどこまでも進歩向上していく。


 これが「君子、時中す」の意味である。

 「時中」はリーダーに求められる
 もっとも重要な資質と言える。

とあります


本当に
今現在、我々にとって外部状況は春なのか?秋なのか?
経営者にとって
時を感じるというのは大切だと思っています


 

2014年12月09日(火)更新

カンボジアからのインターン生

弊社では第一土曜日は「社内木鶏会」の日です

もうすぐ始めて2年がたちます

社内木鶏会とは人間学を学ぶ月刊誌「致知」を社員に読んでもらい
感想文を4人一組でシェアをして
「美点凝視」をする会で

その人の感想文を題材にしながら
普段の姿勢や振る舞いを
とにかく褒める
みんなで褒める

プラスのフィードバックは嬉しく
僕自身、最近お疲れ気味でしたが
全部吹っ飛ぶ感じです

人間学という難しいテーマにも関わらず
感想文を書いて出席して頂ける社員に本当に感謝で
それだけで嬉しいのですが

感想文も2年前とは
別人になったくらい量も質も進化した
社員も大勢いて
びっくりです

また弊社の特徴は任意出席で
(通常給料発生する強制参加が多いみたいですが)

土曜日が休日の社員もその日現場で働いてクタクタな社員も
20時過ぎから出席してもらえ

今月は21名の参加で

そして今回はなんと

先週から弊社ジェイポートカンボジアからの
インターン生も参加!

カンボジア人は
「社内木鶏会史上初」
だと思います・・

「致知」はあまりにも難しく
(日本人にも難しい)
ある意味無茶振りだと
思っていましたが

感想文は日本語で


本当に素晴らしい逸材です
弊社の社員とは信じられません


こちらから懇親会

僕の母の手作りおでんですが
カンボジア人にも口があったみたいです




木鶏会の目的は「笑顔」

カンボジア滞在中の社員からのライブ中継もあり


誕生日会もあり

楽しくお開き



ちなみに
僕の今月の「致知」で印象に残ったのは
アイスブレイク社長 中村信仁氏の
インタビューで

彼の家が貧しかったのですが
その理由がわかったのが
彼のお父さんが亡くなった
35歳の時で

彼の父は
樺太から北海道に引き揚げ当時
電気が通ってなかった

電力会社に相談すると
自分達で電柱を立てるなら電線を引いてもいいといわれ
年収の2年分の借金をして電柱をたてたらしく

その理由は
「生まれてくる子供に電気のない不便な生活をさせたくない」
という一念

実家のトイレにいつも貼っていたのが
中国古典の「史記」にある

「桃李もの言わざれど 下 自らミチをなす」

(桃や李(すもも)はいい香りが放つから
その木の下には多くの人がやってきて
自然と道ができる 我々も周りに多くの人が
集まってくるような魅力的な人間にならないと)

という意味です

そんな人物に憧れますね

ちょっといい話だったので
書いてみました




 

2014年12月03日(水)更新

来年の目標

昨日盛和塾で
「来年の目標は?」という話が出て

そろそろそんな時期に来たなぁと感じました

稲盛和夫さんは
社長業は「決断業」といわれています

「決めて伝える」

これだけなのですが・・・

体調が悪かったり、精神衛生面が悪かったり
忙しかったりすると

いい決断ができません

最近お疲れ気味で・・・

不平不満があるような人を感じても・・
決断に差し支えるので
ついついスルーしてしまうと・・

悪循環・・

でも
「不機嫌な人」は
「自分が正しい」と思っている方々であり
何を言っても効きません

アドラー心理学でいうと
「権力闘争」になり
これは降りるしかありません
勝っても
「復讐」しかないので

「信頼」をつなげるしかないのですが・・・

手を抜くと信頼残高が減っていきます

しかしこのような
出来てないマイナスばかりに着目して
エネルギーを減らすのではなく

出来てるところも多く
プラスを見ようと思います

自分にエネルギーをため勇気づき
「ごきげん」になる事が日々大切ですね

また
ジャックウエルチ曰く
経営者の仕事は

「モチベーションアップ」
「キャッシュフローの健全化」

そして

やっぱり
経営者の一番大切な事は
「お客様の創造」

経営者のエネルギーは
組織、資金繰りは20%に
しないと
業績はよくならないとの事

今まで
人間関係と資金繰りばかりやっていたので
業績が上がらなかった
と反省しています

また社長業は
「未来創造業」ともいわれています

来年の目標は「お客様づくり」
で行こうと思います


 

2014年12月01日(月)更新

トヨタの反省力

先日は㈱船井総合研究所主催
「唐土新市郎の経営と人生がもっと楽しくなる勉強会」
お客様総会へ出席してきました

その中で褒章があり
数ある会員様の中、弊社が「女性活性化大賞」を頂戴しました

前もって事務局の人から電話があり
10分くらい講演お願いします
と言われていましたが・・

「弊社が女性活性化?」
と「?マーク」が消えず・・・

一度アシスタントの人に相談しました

が、
「樋下さんなら大丈夫ですよ
僕が適当に質問しますので
答えてください」と・・・

かなり気が楽になり
当日まで
簡単な資料だけつくり
ほぼノープラン・・・

新幹線に乗り込んだとき

「あっ念のための資料忘れた!」

まぁでも10分くらいならなんとかなるかぁと
思いながら

折角の時間だしこれから会うので
講師の唐土新市郎さんの新書
「トヨタの反省力」
商品の詳細
を読みながら東京へ・・

その本の中は

トヨタの成長の秘密
それは改善力?人材育成力?
片づけ?すべてノー!

答えは「失敗を圧倒的な成長力」に
変換する
「強力な反省力!」
という事で

トヨタは5回
「何故を繰り返す」
そして企業の芯を見つめなおす
との事

なるほどと・・

読み終わり
東京会場へ・・・

そしてプレゼンの時間へ

でもその褒章の時間が一番メインで長く
一時間半くらいの尺

会員さんは優良企業が100社以上の中で
表彰は4社のみ・・

いきないトップバッターで
指名され

「えっ」

まぁ
でもそのアシスタントが何とかしてくれる
と思っていたら・・

いきなり
「それではジェイポートさんお願いします!」

「・・・」

トークのみで
やるだけやりましたが

他の表彰企業さまは
パワーポイントの資料で
20枚くらい20分くらいのプレゼン

会員の反応の
差は歴然・・・

思いきりこけました・・・

帰りは「しょぼん」
でしたが

折角なので
5回反省しました

「講演でこけた」

「何故?」
「準備不足」

「何故 準備不足?」
「コミュニケーションが面倒くさかった」

「何故 面倒?」
「甘くみた」

「何故 甘くみた?」
「選んでいただいた方々に感謝してなかった」

「何故 感謝がない?」
「自分が驕り、高ぶり、傲慢だった」

なるほど
普通では
「準備不足」が原因だと思いましたが

5回繰り返すと
「驕り、高ぶり、傲慢な自分」がいて
真の原因がわかりました

「もっと謙虚に生きよう」
と反省しました


 

2014年11月28日(金)更新

遺品整理業務の考え方

先日 日報ビジネス㈱さんの片付け、整理、不用品回収ビジネス
 「廃棄物処理」VS「有価買取」「無料回収」
  ~一廃 産廃許可の要・不要~
のセミナーへ行ってまいりました

環境省の廃棄物対策課の係長の基調講演のあと

「遺品整理業務の考え方」の講演があり

聞いているうちに
今まで偉そうな事を言っていた
自分が恥ずかしくなってきました

講師の方は現在遺品整理業でトップランナー
一般廃棄物業の経験者でもあり
廃棄物処理法の基本をご存知・・

その上で遺品整理業を真剣に考えられていて

遺品整理で一番大切な事は
「想い」

弊社にそれがあるかどうか?

「どんな遺品整理をしてくれるのか」
「どれだけ遺族の気持ちにより沿って作業をしてくれるのか}

費用や作業時間ばかり考慮するのではなく・・・

「近所の人にゴミに見えない梱包、搬出、積み込みを行うのが
プロの遺品整理人です」
「ビニール袋一枚にも搬出中に破けない丈夫な素材をつかう配慮が必要」

姿・形だけでなく本当の配慮が必要

「遺族と一緒に整理する方が満足度アップ」

なるほど・・・

最後に
「やたら営業年数を強調する業者がいるが
大切なのは日々その業務に対して真剣に向き合って実績づくりを
しているかどうかです」

売りは実績と信頼の60年ですと言っている・・

僕たちはあくまでも廃棄物処理業の延長で
遺品整理を行っていると
改めて認識しました

と反省点が多々ありましたが

一番感じたのは

本当に遺品整理業界が進化してきています
廃棄物処理業界とは全く違うものになる
分岐点に今現在なっている印象を受けました

弊社の方向性が問われます・・

遺品整理業でいくのか?
廃棄物処理業でいくのか?

許可のない業者は違法と叫ぶ時代は
一昔前になってしまいました

本当に時代の流れが速いですね


 
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