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2011年02月17日(木)更新

清水家グループ

日曜日、友人の会社で京都の飲食店の
清水家グループの10周年パーティに行ってきました

友人で社長の渡辺哲也君は36歳という若さですが
僕の今までに会った凄いと思う人10名に入っていて
8つ年下ですが尊敬します

今回は今までに彼がお世話になった人など150名を超える来客で
各店舗のスタッフで出し物もあり楽しい時間を過ごせました

清水家という名前も元奥さんの実家に男子がいなく
家の後継ぎがいない、「清水」という名前がなくならないように
との想いででつけたらしく
そんな感動的でロマンティックな話にいつもびっくりさせられています

度々公開の社内ミィーテングに参加させてもらいますが
元やんちゃが多いスタッフの人々も正直な気持ちを横関係で話をする
珍しい会社です

今回のパーティも恥ずかしがり屋の彼がしたという訳でもなく
その彼を担ぎパーティを開催する人々がたくさんいる事が凄いと思います

彼もたくさんの人を大切にしてきたと思います
しかし人を大切にする人は世の中たくさんいます

でも「担ぎたくなる人物」というのは稀かもしれません

担ぐ人々は嫌々でもなく嫉妬もなく喜んでいて
そしてそのパーティに行った人々も嫌々でもなく喜んでいました
この会社の2番手の人は社長の事を「魔法使い」と言っていますが・・・

彼の一番凄いのはやりたいことを明確にしてたくさんの人を巻き込んで
やっているという事です

なかなかこんな人物は稀なので紹介したいと思いました


rakuchin

そして自分に置き換えて
今朝思ったのが
自分はしたい事をしている人生か?
するべき事をしている人生か?

そして出た答えが
したい事 30%
すべき事 120%

使っている時間の8割が「すべき事」をしているなぁと思いました

そして長期の目標で5年後には5割
10年後には今の逆になりたいと思い決意しました

したい事を明確にする事が必要ですね

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2011年02月16日(水)更新

僕の一日

なかなかブログが書けないでいる今日このごろです

ネタがないのではなく時間がない・・・

最近の課題は
色々とやりたい事、アイデア、先のビジョンを思いつきますが
実行する事(落とし込み)がなかなかできせん

誰かが言ってました
「経営者の犯しうる最大の間違いは
従業員一人一人にビジョンを与えないことだ」


自分の一日を書いてみますと

朝5時45分起床
散歩、神社参り、体操、先祖供養

7時半出社
掃除、整理整頓の3S
日記、昨日の予定、今日の予定、
未来を考える時間(自分のやりたい事を夢が勝手に叶う手帳、
7つの習慣フランクリンプランナーに記帳)
伝票チェック、資金繰り、現金チェック、電話対応
時間があれば新聞、読書
など

9時から午前中
来客対応

11時から
お得意先ケア、新規顧客開拓などのため外出

18時
サックス練習(毎日ではないですが・・・)

19時半帰社
後片付け、ブログ

21時
退社

21時半
お風呂

22時
夕食(妻と会話)
テレビでニュースチェック

24時就寝

もしくは18時から会食など

そして空いた時間は常に社員とのコミュニケーションをとる事を考えます
(社員の状態やお客さんの状態を知るために、毎日社員全員と会うシュミレーションをして声かけするネタを常に考えて準備しています)


どの時間が無駄なのか???

サックスする事も気が紛れ、精神衛生上も必要ですし・・・


社員とのコミュニケーションをもっと取りたいところですが
自分も社員も日々の業務など現在の事でいっぱいいっぱい・・・

営業を一緒に行ったりトラックに一緒に乗ったり、
工夫はしますが・・・

会話内容は作業レベルでいつも
「あれどうだった? あれどうなってる?」


未来を考えビジョンを語るのは社長の仕事です
作業で追われよく働く大変忙しい社員に
未来の事を落とし込むのは至難の業です

しかし
実は時間がないのではなく
人に伝えるビジョンが僕の中で「不明確」ということが
今書きながらわかってきました

短時間でビジョンを伝えれるくらいそぎ落とした「明確さ」
が僕の課題かもしれません

色々オープンにブログを書いていると自分の課題が見つかります
これがブログの効用ですね

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2011年02月07日(月)更新

人生が変わった岩手旅行

先週木曜日から2泊3日で東京、岩手と研修旅行へ行ってきました

一般廃棄物のセミナーが東京であり、そしてその研究会の仲間と一緒に
最近CIをされた岩手のある会社へ視察へいきました

名前はアントレーヴという会社さんで
フランス語で「夢の入口」

「何故ごみ屋なのにフランス語?」
(元々は岩手環境保全という普通の名前でした)

というところに興味を持って行ってきました

東北新幹線を生まれて初めて乗りわくわく気分で東京を出発
新花巻で下車
営業部長さんがお迎えこられていて
車を見たら「プリウス」
まず環境の会社さんとして
「初歩的なことはしっかり押さえてられるなぁ」との
印象

そして車で昼食会場へ
案内されたお店がイタリア料理店
「えっ お蕎麦ちゃうの?」と心の中でつぶやく

そして社長登場
すごいオーラの持ち主

そしてあまりにも若くかっこよく、スーツがよく似合う男前で
岩手の廃棄物屋さんとはとても思えない方で
すごく先進的な感じでした

よくよく話を聞くとスキーのイントラをやってられ
長野五輪でサロモンにスカウトされ
フランスで3年以上働いてられていたとの事

「フランス帰りのゴミ屋さんの社長か~どこまでかっこええねん」
とまた心の中でつぶやく

そしてピザをどんどん注文してくださり
僕の心の準備では岩手は
「わんこそば」とイメージでしたが
「わんこピザ」になりました

余談はさておき、
そして会社の方へ案内して頂き
着くとショップ的な店構えが大通り沿いに
「まさに僕がしたかった事」
とまたつぶやく

そして後から社長がレンジローバーで登場
「どこまでカッコええねん」
「ちょっとやりすぎちゃうの?」
とまたつぶやく

玄関入口にはシャンパン
JALばりの女性社員の制服
デザイナーの建物
そして山小屋風社長室

なにかもが凄いのですが
一番凄いのは机の上に何もなかった事

凄いですねと社長に言うと

「机の上は頭の中と同じですよ」
と言われ
ガビーン
確かに当社の机の上がごちゃごちゃして
社長の僕の机の上もゴチャゴチャしています

そして42インチくらいのモニターが別にあって
パワーポイントから会社概要を説明
どっかのセミナー会社と同じような事を話かと思えば・・・

彼自身が体験してきたことを彼自身の言葉で話をし始めました

こんな社長も10年くらい前に日本に帰った時の会社は

「社員はあいさつしない」
「お客さんより先代社長の顔色ばかり伺っている」
「話といえば誰かの悪口」

確かに廃棄物業界の2代目として
誰もが経験する道かも知れません

でも大概の2代目のケースは戦わずその会社に合わせます
社員は何十年のベテラン
それこそ自分が子供頃から働いているおじさんが多い

その中から自分のやりたい会社に変えるプロセスは想像を絶します
(プロジェクトXみたいに)

「経済は文化のしもべ」という言葉にも
奇麗事には聞こえず・・・

ショックの連続でした

最後に社員さんからお土産を渡され
そしてその中に手紙・・・

社長の話された過去も凄かったですが
やられている現在の社員さんがもっと凄かった

何もかもが感動でした

確かに本を読んだり話を聞いたりしてましたが

実際自分が体験してみると・・・

感動が人を変える
いや
「感動しか人は変えられない」と
本当に思いました

一番学んだこと
それは「社長の一番大切な事 それはビジョンを明確にする事」

明確な人に出会うと自分の不明確さが実感できました

あれもこれもしたいと思って社員に話して
できないのは理解できないのは
社員の能力だと思っていた自分が恥ずかしく思います

自分が不明確だった

この事がわかっただけで凄いことです

CIをしたから会社が変わったのではなく
会社が変わったからCIができるのだ
と改めて思います

自分の人生の中でターニングポイントになった
岩手の視察旅行でした


本当に及川社長はじめスタッフの皆さん
一緒に行ってくださった兼子社長、海田常務
ありがとうございました


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2011年01月31日(月)更新

誕生日

本日は44回目の僕自身の誕生日です
いくつになっても誕生日は嬉しくワクワクして特別なものです

またお祝いを貰うと本当に自分が
この世にいるんだ、いてもいいんだと実感できます

そして誕生日を迎えるとある人が言っていた言葉を思い出します

「誕生日は人から祝ってもらう日でもありますが
同時に生を授けてくれた親やご先祖さんに感謝する日でもあります」

本日は親に感謝する日ですが
感謝する人が一人いない初めての体験です

母親がいますが
母にはあるべき論で僕のマイナスを強烈につつく癖があり
自由な生き方を目指す僕はずっと遠ざかっています

しかし今残っている母親に感謝するのがこれから人生と思います

また昨日父の満中陰であり法要を行いました

その時親戚のある社長が
「親父が亡くなってからが自分の人生やで」
と言って頂いた事もあり

今日からがまたリ・スタートです


今思っているのは目指すは
「もっと自由に」

そのために母親がいてくれると感謝

課題は
「人のせいにする」
「いいわけする」
「結果で人を責める」
それを変えたいと思っています

これから何を軸に誰とどう生きるか?
それを明確にしていきたいと思っています

主体性が問われます


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2011年01月28日(金)更新

お別れ会

本日は昨年末逝去されたお得意さんの会長の
お別れ会がホテルであり参列してきました

当社会長と年も近く仲良くさせて頂いたのですが
まさか亡くなる時期も同じとは・・・

話好きの二人が天国へ行く道中に立ち話でもしてるのでは
と息子さんの社長とも笑い話をしながら・・・

そしてたくさんの人が見えられ立派なお別れ会でした
そしていつも思うのが自分の最後です

何を中心に置いて生きて来たのか?

家族、友達、仕事、地域社会(奉仕)の4つの役割で
どんな貢献や達成したか?

その中で今日のお別れ会で会長から学んだ事は
「ウイット」

会長のエピソードの中で

毎月1日と15日は女性社員のためだけに
ケーキやお菓子をたんまり買ってきたり

当社は掃除婦を派遣しているのですが
ずっと部屋に呼んで話したり・・・
(掃除婦といっても70歳くらいなんですが)

また会長の思い出の写真がスクリーンで流されていて
創業時の写真や社員旅行、野球チーム活動など
観ていて、本当に面白い生き方です

自分の目標はウイットな人生です

そしてまた僕の父もウイットの天才でした

車での電話の際、メモ用紙がないと
代わりに車のサンバイザーの裏に油性マジックで直接書いて・・
その言葉が「メゾン」のはずが「メドン」になってたり・・・
そのメモが消えなくて次の売却先にまで行ったり・・・

話それましたが、それくらい面白い社長はいいですね
魅力的な人は面白い人が多いです

そして目標と現在の自分の違いもあからさまになりました

僕自身、その会社の社長とは話はするけど
そこの社員さんにはあまり知られていなかった事実

もっと大衆的に顔を売り
客先に入り込み社員さんとも仲良くなりたい
思った今日一日でした

そこからウイットが始まるような気がします

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2011年01月13日(木)更新

社員教育

今日から一人の現場作業のアルバイトの男の子に営業に回ってもらっています

昨年一緒に現場をして機転が利き、全体が見えて、物おじしない
性格の男の子と思ったので本人に「営業する?」と聞くと
やってみたいとの事だったので、本年よりやってもらうことにしました

初めてなので本人も大変とは思いますが、指導する人間も初めてで大変です

「どう伝えたらいいか」と考え
今日部下の指導する立場の人間に営業をスキーに例えて話しました

スキーは
最初うまい人を見てると簡単に見えます
そして自分も滑りたいと思い、また、運動神経のいい子は滑れると思う
でも、実際スキーを履くところから始め(服装)
リフトに乗るのも大変、そしてリフトから降りてゲレンデ下(お客さん先)を見ると
凄い怖い気がするのと同じだと思います

最初はウエイデルンでパンパンと滑るつもりが・・・
まずは直滑降でコケまくり
結局はボーゲンで降りるはめに・・・

僕自身も最初勢いで訪問にいきました(直滑降)
でもコケまくって痛いのがいやで(苦情)

そしてボーゲンでないと降りれないと受け入れ
ボーゲンを営業でいうと「暑いですね」とか「寒いですね」とか
好かれるためお客さんに話を合わせたり
自分の会社の中で自分の知ってる商品のことなど
いわゆるお天気会話から始めました

そしてお天気会話(ボーゲン)が終わると
そして原価など金銭的なことや
自分の売る商品の専門的なことを勉強して話す(中級者パラレル)

最終的には相手の事を理解して(山や雪の状態)
自分の存在で商売になる(ウエイデルン)

上級者とはいわゆる「人間通」の
ような気がします・・

そして何より
営業の初心者で大切なことは「人に慣れる」だと思います
スキーで言うとたくさん滑って雪に慣れる
営業でいうと訪問をたくさんして場数を踏む

この事以外に近道はないような気がします

ちょっとスキー例えるのが強引でしたが・・・


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2011年01月11日(火)更新

新春のひとりごと

今日から女子運転手が一人増えました

女子が増えると職場が明るくなります
一昔前なら女子どころか若手もなかなか面接にも
来なかったこのゴミ業界ですが
どんどん世の中が変わってきてます

と、同時に昔は年末になるとお客さんから
おひねり(ご祝儀)やお酒、ビールなど
トラックの助手席に乗りきらないほど物を頂いていました
創業時の祖父の時代は一か月の売上よりおひねり(ご祝儀)の方が多かったらしいです
しかし去年はほどんど皆無になりました

同じ廃棄物業界の中でも
一般廃棄物(ゴミ)業界と産業廃棄物業界でも違いがありました
一番の違いはお客さんとの関係の中で
物を貰うか物を渡すか・・・
(ゴミ業界は貰い、産廃業界は渡す)

弊社でも
今までお客さんに物を頂いてたのが、カレンダーなどを配ったりして物を渡す
ようになりました

ある意味ゴミ業界の地位向上かなと思っていますが
同時に色々な規制で守られていた部分があったゴミ業界ですが
どんどん普通の企業にならざる負えないことになります

時代の流れですが、ますます競争が激化しそうです

弱き者を助けるのか?
弱き者を排除して強き者だけを伸ばすのか?
僕ではわからない範疇ですが

これが政治判断ですね

新春のひとりごとでした

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2011年01月05日(水)更新

ちっちゃい幸せ

本年もよろしくお願いします

今年の仕事始めの挨拶廻りは少し遠慮させていただいております

ただ弊社の掃除部が何件かさせてもらった年末掃除の仕事に
に少し難があったようでその会社へお詫びへ行きました

お客さんのオフィス掃除は毎年そのお客さんの
仕事納めが終わった後させて頂きます
そして年始に奇麗なオフィスで仕事始めという感じですが・・・

奇麗になっていないと・・・

掃除の仕事はきれいになって当たり前
汚いと気分を害します

今年の苦情は父の件もあり少しお客さんが優しいような・・・

でもこれに甘える事なく
気を引き締めきれいにやっていきたいと思います

苦情を言ってもらえる間が華ですので・・

休み中に鍵を預かる事はお客さんより信頼されている証拠
その事を肝に銘じてやっていきます

本日嬉しいことがあり
ある大きな家具屋のレジで支払おうとすると
そこに我社のカレンダーが正面に!
取引のない会社なのに何故?
という気持ちですが、そこは有名な家具屋さんなので
凄く嬉しい気持ちになれました

ちっちゃいですが・・・
幸せです

shinnnenn1

いよりさん

いつもコメントありがとうございます
人にコメントするって本当に勇気がいりますよね
尊敬します

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2010年12月31日(金)更新

今年最後です

ブログを読んで頂いた皆さん
本年はどうもありがとうございました
そしてつたない文章で申し訳ございませんでした
でも読んで頂き感謝です

自分の人生の中で最も大きい出来事があった今年最後でした
その中で僕の友人からもたくさんの支援を頂いている事を
実感できました

たった2日間の出来事は自分が今までのやってきたこと
人の付き合い方、すべてが鏡のように出てきました

自分がガンになって退院すぐにもかかわらず駆けつけてくれた友人
仕事が終わって夜中に駆けつけてくれる友人
自分の親も一緒に来てくれる友人
知らせを聞いてすぐに電話をくれる友人
2日間連続で来てくれる友人
(もちろん忙しい中、一日でも本当にすごくありがたかったです)
久し振りに顔を見せてくれた友人
弔電と香典だけ送ってくる友人
スルーする友人
後で知ってメールくれる友人
式の円滑化に協力してくれた全社員
支えになってくれる親戚

全部、今まで自分が与えたものがかえってきました

どの友人も社員も親戚もみんな大切です
みんなそれなりの考えや目的を持って僕に接してくれていると思います

自分の人との付き合い方はこれで良かったのか?
誰とどうなりたかったのか?
自分はどうしたかったのか?
何が欲しいのか?

自分が問われ考えさせた今年最後の日々でした

2010年12月24日(金)更新

父逝く

今週、日曜日の7時10分に父親であり、弊社取締役会長の樋下建二が急逝
致しました
お風呂場での心筋梗塞が死因で、病院へ着いた時には心臓がすでに
止まっていて、最後に話すことすらできず、、本当に一瞬で自分の人生が
変わる事、人生の儚さを知りました

その前日まで笑顔一杯で会社に元気に来ていたので本当に信じられません
もっとわかっていれば話したのに・・・
と思っても、昨日告別式が終わり火葬され、この世の中に父の影形はもうありません

今朝、目が覚めると、この4日間が夢であるかのように思えました
が、現実やっぱり今日も父はこの世に存在していません

そして他界した日曜日からこの5日間ずっと父親の事だけを考えることができました
最初は後悔ばかり・・・
もっと話をしたかったとか・・・

ずっと顔を見ながら、色々な出来事を思い出し
「ありがとう」と「ごめんさい」を伝えてましたが
で、最終的に出てきた言葉が「大好き」でした
でも同時に父の孤独さも実感できました

ずっと父親を、うっとうしいとか、自己中だとか
もう影響力を行使しないでくれと頼んだりとか
「あなたの子供に生まれて不幸だった」と言ってみたり
ライバル視して抵抗ばかりしていました

そして恐らくこのブログにも常に父親が絡む話が多くありました
「このブログ、会長の悪口ばかりですね」とフィードバックをもらうこともありました
(事実不満のはけ口に使っていましたので・・・)

ただこの5日間、弔問して頂いた父親に纏わる大勢の方々の話を聞いていると
本当に愛されていた人、信頼されていた人というのが身にしみてわかりました

自分の知っていた樋下建二は、樋下建二全体の中のほんの少しでした

「知ってるつもり」で反省しています
(住職の話では反省というのは心を磨くことだと教えられましたが・・・)

結局この4日間で延べ1000名くらいの方々が弔問に来ていただき
お花も会場を埋め尽くすくらい頂きました
(あまり会社関係には伝えなかったのですが・・・)

そして一つの謎が解けました
父親は自分勝手で好きなことをしているにも関わらず
人から好かれる
いつも何故なんだろうと不思議に思っていました

そして答えは住職から頂いた戒名にありました
「建徳亮全信士」
お通夜まで違う戒名でした(仕事にちなんだ名前)
が、写真とお通夜を見て住職が変えられました

新たに徳という言葉が使われていました

人に施すほど「徳」がつくということらしく
人が寄ってくるのは徳があることで
父親は人によく施して(お世話)いたという事が実感できました

亮は天真爛漫

徳があり無邪気であれば人は寄ってくる事を
父の死から学びました

また父親のエピソードは次回に書かせてもらいます

chichi
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会社概要

昭和29年創業 平成7年法人化

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個人プロフィール

趣味 旅行、サックス、ダイビング

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コメント一覧

  • :いよりなみ[03/10]
  • 新しい気づき
    • 当たり前のことに感謝すること 樋下さん、こんにちは...

  • :いよりなみ[12/31]
  • 今年最後です
    • 今年も1年ありがとうございました...

  • :寺田 元[12/25]
  • 父逝く
    • ご冥福をお祈り申し上げます。 樋下さん...

  • :日本実業出版社・吉田[12/25]
  • 父逝く
    • ご冥福をお祈りいたします 樋下様 この度のお父上様のご逝去の報に接し...

  • :井寄 奈美[12/25]
  • 父逝く
    • お悔やみ申し上げます 樋下さん...

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