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2010年09月27日(月)更新

座右の銘

昨日、大阪府の茨木市にある
まだま村というカフェへ行ってきました
大阪郊外の山の中にある茅葺の竪穴式住居のとっても素敵なカフェですが

そこで額に書いていた言葉にビビっときました

「和楽」

造語と思っていましたが
本日広辞苑を調べるとなんと言葉があり

「やわらぎ楽しむこと」

自分は和楽の空間を創れるような人物になりたいと思うとワクワクします
座右の銘(指針)を見つけた日でした

さて話変わって
先日取引銀行のセミナーで渡辺淳一氏の講演会があり出席しました

そこでの話で
「人間は簡単に死なない!」との事でした

血は空気にさらされると酸化して止まる
不適物を体に入れると、吐いたり、下したり、発熱したり、咳やくしゃみをして
体外へ不適物を排出する
だから簡単に死なない

すごく納得でした

そして僕流に解釈すると
正しい生き方をすると健康になる

自分に正直に眠い時に寝て、食欲に応じて食事を採るなど
自然に生きる
そうすると免疫力など強くなり
感性がますます磨かれる
そうするとまた体がうまく不適物に反応する
と僕は勝手に思っています

そこで
企業に例えて
企業も健康体で自然に生きると簡単に潰れないと思います

で、僕は経営者として次の事に心掛けています

1.良心をコンパスに誠実に活動する (信頼残高を増やす)
2.常に新しい取り組みを工夫する (変わらないために変わる)
3.無理、ムラ、無駄使いをしない 
4.掃除、挨拶 (生活の基本)

いわゆる、企業でも心、技、体、生活を磨くことで健康体になるのかなぁと
思います

そして経営者は毎日毎日、瞬時の選択に迫られます

でもその選択が間違っていても、会社が健康体であれば
自分の会社に合っていないと
吐き出したり、下したり、くしゃみをしたり、咳をして痰をだす

僕はそう思い込んでいます
そうでないと思い切った決断ができないからです

ですので
自然体で生きる

当社の生き方です


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2010年09月24日(金)更新

大切なもの

昨日妻から恒例のこのブログのフィードバックをもらいました

前回は「最近おもしろくない」
でしたが

今回は「もっとエピソードを入れてを話を深めないともったいない」
でした

確かに先日の岐阜旅行の話も簡単にスルーして終わっていたかも知れません

妻曰く
この旅行先の神明温泉近くにある水の神社は
高橋尚子さんがシドニー五輪の前に飲んだ水らしいとか・・・
この川はアユ釣りのメッカで100名以上のアユ釣人をみたとか・・・

でも一番のエピソードを忘れてました

神明温泉すぎ嶋さんで宿泊したのですが
その夜、食事して部屋に戻ると
なんと
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写真のシャンパンがお手紙も添えて部屋に置いてありました
それも旅館のご配慮でサービス!
本当にびっくりしました
予約時に15周年旅行の話をちらっとしただけだったのですが・・

感動のサービスです

でも何故こんな大切な話を忘れてしまうのか?
何か僕に問題ありですね

急いで生きているのかな?

焦って急いで生きていると
本当に大切な事(人の気持ち)が見えないのかも知れませんね


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2010年09月23日(木)更新

ひとりごと

最近自転車でメールをしながら走っている若者が多いです
大変危険で、我々のようなトラック運送業者には迷惑な話です

「歩行者優先」と勘違いしているようですが
自転車は歩行者ではなく軽車両なので
気をつけてもらいたいものです

そこで僕の私案で自転車税を導入して
そしてヘルメットの義務化

民主党もたばこやお酒、消費税などを上げるのもいいですが
もっと斬新に考えてもらいたいものです

絶対「自転車税」がいいと思います
自転車一台1000円(1年)でも1億台で毎年1千億円!
もちろん地方税

そしてオーストラリアやニュージーランドでもある「ヘルメット着用義務化」で
交通安全、プラスチック製造などヘルメット産業も潤います

業界の人には怒られますが
つまらない休日のひとりごとでした・・・
すいません

話変わって最近大切なことは
「運」と「縁」と「勘」だなぁとつくづく思ったりします

そしてこの3つのない人の特徴

それは
自分の事ばかり考えている人かな
(特に「勘」の悪い人は・・・)

そしてその3つある人は人相がいいですね

人相がよくなる事が僕の目標です
そのためには
「運」「縁」「勘」を大切にしたいと思います


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2010年09月22日(水)更新

水晶婚

今週の連休に結婚15周年旅行として岐阜県の奥美濃の神明温泉へ
行ってまいりました
宿泊はすぎ嶋という温泉旅館でお世話になりましたが、本当に僕が行った温泉旅館で
一番と言っていい旅館でした
(少ない経験の中ですが・・・)

こじんまりとしたアットホームな雰囲気の中ですごくこだわりがあり、清潔で温泉湯が心地よく、そして特に料理が美味かったです

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旅館に湧き水が出ています
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岐阜県であまり料理は期待していなかったのですが(岐阜の人に失礼?)
囲炉裏で焼く鮎の塩焼き、芋餅、飛騨牛、ほうばみそ、
特にキノコ鍋本当に美味しかったです

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なによりあまごの骨酒が最高でした
(知り合いの酒通の人のお勧めです ありがとうございました)


また旅館の朝食は格別です
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そしてこの辺りはTHIS IS JAPANの景色です

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水が本当に澄んでいてカナダのバンフより綺麗かも・・・

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帰りに郡上八幡の昔の町並みへ行って日本
名水百選の一番の宗祇水(白雲水)をみてきました
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そして定番のお蕎麦をいただきました
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結婚15年という節目で旅行へ行く事ができた事に
創業者の祖父、そして父親、そして支えてくれている妹や社員のみんな
(過去の社員の人々も)
また丈夫で健康な体に生んで育ててくれた両親に凄く感謝です


そして僕の最後の砦となってくれている妻に本当に感謝です
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2010年09月18日(土)更新

言志四録

先日、最近サックスで知り合った人に自己紹介すると
「初めて見た時から樋下さん やっぱり経営者だと思ってましたよ
オーラと哀愁が漂ってましたから」

となんかすごく嬉しいフィードバックですが
でも哀愁?
自分が哀愁を醸し出しているとは・・・

さて最近の読書では西郷隆盛の人生指南書
「言志四録」をかじっています

「志があれば何からでも学べる」

有名な言葉は
「一燈を提げて暗夜を行く 暗夜を憂うることなかれ 只だ一燈を頼め」
暗夜を歩くことを憂えず、ただ一つの提灯を頼んで行けばよいのだ
という意味ですが

西郷隆盛の一燈はこの言志四録だったらしいです
渋沢栄一は論語
ある靴下製造の経営者は靴下

では自分の一燈は何か?

やっぱり「7つの習慣」?
それとも廃棄物?環境?
人財育成?

では自分の志は何?

この言志四録でヒットした言葉は
「已むを得ざるにせまりて、しかる後にこれを外に発するものは花なり」

準備万端ととのって、やむにやまれなくなって、蕾を破って外に
咲きだすのが花であるという意味です

自分のよい部分を無理に見せようとするのではなく
やむえなくなった時つまり自然の時期がきたとき
内側から満ちるようにして外に溢れ出るのが
その人の持つ本当の美しさであるということ

「やむをえないもの」を知る=自分の「無意識」を知る
自分の無意識と対話して自分の何に蓋をしているかも知ること

そこに志があるかも・・・

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2010年09月13日(月)更新

リーダーに必要なもの

民主党代表選挙が近づいてきましたが、テレビで見て思ったこと
それは
「リーダーには面白味が必要だなぁ」と

候補者のお二人がどうのこうのという訳ではないですが・・

僕が印象が深い総理大臣経験者は

「田中角栄」氏と「小泉純一郎」氏

実績は僕が検証する立場ではないですが
僕が思う二人の共通点

まず「面白い」
政治漫談といわれた田中角栄氏
ワンフレーズ小泉劇場といわれた小泉純一郎氏

でも僕はもっと凄いと思う二人の共通点は

「優秀な秘書がいた」

ではないでしょうか
早坂氏や飯島氏という本当に凄い人たちが支えていた
この事がすごいと思います

それはお二人の「人間味」なんですかね?

そしてそんな優秀な秘書がつかえてくれるような
面白い人間味が醸し出せるリーダーなる事が目標です

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2010年09月09日(木)更新

夢は何?

生活保護を受けている方が20万円以上貰っている方もいると聞きびっくり!
「当社の社員やアルバイトより多いじゃないの」という感じです

本当かどうか事実はわかりませんが・・・

本当であれば我々納税者からすれば
面接して直接お支払したいものです

弱い方を助けるのは反対ではないですが・・・
最近「自助論」を読んでいると色々疑問が出てきます

世の中は社会主義にどんどんすすんで行っていますね
選挙の結果なのでしょうがないですが・・・

さて1983年アトランタで創業したリッツカールトンが現在70軒を超すホテルなど
を持った展開の本を読んでいたら
結局は
「社長の器の大きさ以上に、その会社が大きくなることはない」
でした

社長の器とは
「夢の大きさ」「志の高さ」人を惹きつけて離さない「人間的な魅力」との事で

リッツの創業者シュルツィ氏は
開業して軌道に乗せたら売却することでなく
「ホスピタリティの舞台で世界一の評価を目指す」
と志が高く明確だったということです

僕も「夢」や「志」について考えていますが
最近、ドイツのヘーゲルという哲学者の言葉が残っています

「自由が実現する社会を創れ!」

まさに今自分が欲しいもの、なりたい姿
それは「自由」です

それには自分の会社が自由を実現する事
そしてまず僕自身からですね

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2010年09月08日(水)更新

人生を変えるフィードバック

ある会のビジネスセミナーのアシスタントをライフワークでしています
昨日そのセミナーの事前ミーティングあり
ずっとお世話になっているセミナーの先生というか友人というか
という女性の先輩から

「最近目が輝いてないね」

とズバッと言われドキッ!

ここ最近
仕事、社内の人間関係、親子関係、夫婦関係、趣味など全てがうまく回り出していて
まさか「目が輝いていない」というフィードバックをもらうなんて・・・
夢にも思っていませんでした

初めは受け入れる事はできなく
「???」
という感じでしたが

よくよく聞いてもらうと
なんかもう自分で
「ゴール!」という感じになっていました

そして
「次の夢がない」
という現実がありました

そうか夢を忘れると目が輝かなくなるのかぁと
改めて考えさせられました

といってもすぐに次の夢を持つこともできないのですが・・・

これからゆっくり考えていきたいと思います

そしてそんなフィードバックを言ってくれる人が身近にいて
僕は本当にラッキーだと思います
(その人は僕はプライドが高いので僕に物言うのは本当に勇気がいるといつも
おしゃられますが・・・)

でもいつもことある局面でズバっと言ってもらえたり、
その方のフィードバックや言葉が今の僕の支えになっています

本当に恩人で感謝感謝です

そして今回も人生を変えるフィードバックでした


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2010年09月06日(月)更新

やりたい事

つじまつ様
コメントありがとうございます
トラックバックでお返しするのかどうかわかりませんので
まずはお礼まで

大阪と京都の間で39度という異常な気温ですが
昨日は奈良の吉野へ行きすっかりリフレッシュしてきました
突然の雷雨で気温が25度くらいになり長袖が必要なくらい
涼しく感じました

さて最近このブログをこれから、どうしていくか
について考える事があり

もっと経営者として自信をもって経営や環境などを書いた方がいいんじゃないの?
とか
業界の事をもっとPRした方がいいのでは?
などフィードバックも頂きます

色々迷いますが・・・

そもそも
このブログは事業継承を頑張っている社長さんや次期社長さん
の方々との想いの共有の場にしたい・・・
自分がうまくいかない事、かっこ悪い事も開示してと考えていました

ですので
このブログは事業継承をまさにした僕が今、何をリアルに感じているか?
何に取り組んでどうなっているか?を中心に書いていきたい
と改めて思いました

そして自分が取り組んだ一年ちょっとの出来事を書いて見ると

1.会議がない会社が会議を始めた
2.飲み会がない会社が飲み会を始めた
3.社員の平均年齢が下がった(10代、20代、30代と7名の採用)
4.営業社員が0名から2人になった
5.対外広報誌発刊、HPのリニューアル(ブログ、ポータルサイト含む)
6.入札業務参加、かたづけ名人など新規事業
7.社員のお誕生日にお祝い
8.エコアクション21の取得
9.来店お客様の件数に懸賞金
10.来店お客様にドリンクサービス

ベスト10はこんな感じです

改めて自分の取り組んだ事は
「社内コミュニケーション(風通しのいい会社づくり)」
「社員育成」
「集客UP」
「会社のブランド化と情報発信」
というのがはっきりしました

2010年09月03日(金)更新

事業継承

事業継承で難しい事
当社では先代の影響力です

当社の事業継承は
先代は僕に気を使って(ひしひしと感じます)
お金やお客さんの事、人事など経営については一切口を出しません

ただ現場に口を出します
やっぱり結局、先代は現場が好きで
「これだけはやっといたらなあかん」と
毎日出社しては現場責任者の決めた予定を超えて
現場社員に指示をします
いわゆる工場長です

で、現場責任者はじめ社員達は「しょうがないなぁ」
と思いながら先代の指示通りにして、それに馴染んでいます

僕も
父親はできるだけ健康でいてもらいたいし・・・
元気であるのが一番であるし・・・
生きがいを持ってもらいたいし・・・

ですので「しょうがないなぁ」と
排除できないと思ってしまいます
(実の息子だからかどうかわかりませんが・・・)

が、僕のしたい会社と少し方向の違いがあり、僕の方向は「社員みんなの会社」

正しい、間違っているでいえば先代の方が正しいかも知れません
口うるさいですが社員を優しく守っている感じがします

ただ僕は社員には「自分達の会社」と思えるように
間違ってでも自分が決める「主体性」そして「責任」
最後に「自信」を持ってもらいたいし・・・
(このままでは先代を悪者扱いで無責任の受身の集団になるし)

父親は元気でいてほしいし・・・

これでいいのか?悪いか?
自分はどうしたいのか?

永遠のテーマです

これは運命だと思っていますし
自分が決めた事の中で
決めてない自分がいるということですね
«前へ 次へ»

会社概要

昭和29年創業 平成7年法人化

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個人プロフィール

趣味 旅行、サックス、ダイビング

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コメント一覧

  • :いよりなみ[03/10]
  • 新しい気づき
    • 当たり前のことに感謝すること 樋下さん、こんにちは...

  • :いよりなみ[12/31]
  • 今年最後です
    • 今年も1年ありがとうございました...

  • :寺田 元[12/25]
  • 父逝く
    • ご冥福をお祈り申し上げます。 樋下さん...

  • :日本実業出版社・吉田[12/25]
  • 父逝く
    • ご冥福をお祈りいたします 樋下様 この度のお父上様のご逝去の報に接し...

  • :井寄 奈美[12/25]
  • 父逝く
    • お悔やみ申し上げます 樋下さん...

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