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投稿日時:2013/12/31(火) 22:01rss

先ほど仕事納めをいたしました
毎年12月31日はお寿司をつまんで仕事納め

僕が子供の時は2名の従業員と
紅白が始まる9時に食事スタート


今日は21名での仕事納め

本当に人数が増えたなぁと実感し
責任の重さをヒシヒシと感じました


さて、毎年大晦日になると
その年を漢字を一文字にしています
(清水寺のパクリですが・・・)

今年は「道」

これからの人生の道が定まりつつある年になりました

そのきっかけは
「大学」という本との出会い

「大学」とは
修己治人の最も手近な中国古典で
「論語」の孔子の弟子である曽子および
その弟子達で作られたもので
明の王陽明先生は初学の者に対しては必ず「大学」を以て教えたとの事

まぁ難しい話は置いといて
この大学は二宮尊徳先生が少年の頃、薪を背負いながら
常に読み続けたのが「大学」です

知徳を兼ね備えて世によい影響を及ぼすような人物
即ち大人となる学問の道筋です

そして出だしは

「大学の道は明徳を明らかにするに在り
民に親しむに在り、至善に止まるに在り」


これだけの文で
この先どう生きればいいのかが
明確に答えが書かれています

要は
先ず生まれながら与えられている明徳を明らかにする
簡単に言えば長所を明らかにする

そうすれば
自ずから通ずる心一体感が生じ
誰とも親しむようになる

さらに判断が正しくなり常に道理に叶った
行為ができるようになる

という事です

そして

「物を格して后知至る。知至りて后意誠なり。意誠にして后心正し。
心正して后身修まる。身修まりて后家ととのう。家ととのいて后国治まる。
国治まりて后天下平らかなり」

という方法の順番が書いてあり
先ずは格物致知という事

「物に本末有り。事に終始あり。前後する所を知れば
則ち道に近し」
「天子よりもって庶民に至るまで、いつにこれ皆、身を修むるを以て
本と為す。其の本乱れて末治まる者はあらず。
その厚くする所の者を薄くして、その薄くする所を厚くするは
未だこれあらざるなり」

という文が僕のお気に入りです

そして身を修めるのが本で
それをしないと本末転倒になるという

とにかくこれから
色々な事業をするにあたって
まず欲より徳

それの指針が「大学」になりました

「大学=修身」

まず「身を修める」

これからの事業拡大を考えたり
これだけの人数になってくると
(僕とっては大人数の社員・・)
何かの指針が必要になり

この本との出会いが本当にうれしく
「道」という漢字にしました

今年一年お世話になりました
来年から飛躍できるように
精進いたします





 

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