ビジョン経営 | 経営者会報 (社長ブログ)
経営者への道
2011年09月30日(金)更新
自己プロデュース力
「のれん」という名称は室町時代かららしく
江戸時代には看板や広告になり、今では信用、伝統、名誉の象徴です
老舗の務めは「もうけより信用」「良くて当たり前」
僕の目標も「100年企業を創る」
これが事業継承した醍醐味だと思います
たまに「弊社創業100周年のパーティ」をイメージします
その年は2054年 (今から43年後)
自分は87歳 (ちょうど今が折り返し地点)
その時の社長は60歳 (となると今は17歳くらい少年)
売上100億、社員500名
そこで自分は・・・
赤い花を胸にさして来賓席? 現役? どこの誰といわれる?
招待されない? 生きていない?
そんな長期のことを考えるとわくわくします
でも一番考えるのが
「どんな人たちが働いているか?」
ビジョナリーカンパニー的に言うと
「誰とバスにのっているか?」
僕の夢は
少年野球のオーナーになって
子供たちと仲良くなり、育成して
最終的には「おっちゃんの会社で働かせて!」
そんな人達がたくさんいる会社が夢です
もちろん今の社員の子供たちが
いるのもいいかもしれません
そう思うと
そこの席に行くため
まずは元気で生きていること、健康であること
そしてこれからの人たちとの関わり方を考え
どんな生き方をして何を伝えるか?
そしてどんな自分でいたいかをイメージします
(まだまだ具体的にうかびませんが・・・)
自己プロデュース力が必要ですね
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2011年09月29日(木)更新
10人10色
廃棄物処理屋という職業柄、毎日色々な方と出会いがあります
そしてそこには物語があります
昨日は、会社を閉める際の片づけゴミ処理で
30年以上のお取引でしたが
この不況で残念ながら閉鎖ということでした
コンクリートの材料の一部を作っている会社さんでした
一人でやっている町工場ですが
日本でその会社しか製造加工していないとの事でした
コンクリートが売れないらしいです・・・
オンリーワンでさえ生きていくのが難しい
海外シフトでベトナム生産ものをこれからメーカーは使うらしいですが
デフレで金額が安いので海外生産でしか値段が合わないのはわかります
が、このままでは職人さんがいなくなり、工場がなくなり、仕事がなくなります
その上法人税が高い・・・
大企業も海外へシフトしますよね
本当に日本がヤバいです
我々はお客様の排出された廃棄物を処理してご飯を食べていますので
工場がなくなっていけば我々も・・・
そして次にカレンダー屋さんの社長に会いました
この方は2代目さんですが
本当にお忙しく、会社も凄く勢いがあり
お客さんを大切にしているために忙しくされているようでした
そして会社維持は社員のためにいう気持ちがすごく伝わりました
世間は暇と言っていますが忙しい会社もあるのも改めて実感し
あっ自分はお客さんに会いにいくことを最近怠けていたなぁと
感じさせられました
そしてやっぱりうまくいっている会社はお客様第一だなぁと思いました
そしてその後は繊維関係の製造会社の社長さんとお会いしました
その方は「もう繊維はあかん これからはマンション経営や」
とおっしゃられていました
切り替えも大切ですね・・・
本当に10人10色です
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2011年09月27日(火)更新
日本って・・・
東大阪工場地帯へ営業へ行きました
そして20数年前と変わらなく続いている会社
残念ながらなくなっていた会社、お店・・・
色々思う所がありました
本当に会社経営とは一寸先は闇?
毎日一生懸命していい加減と思います
ところが、本日の新聞によると法人所得税が上がる・・・
また
9月5日の新聞では大阪市「ごみ処理料値上げ 来年4月に」
という記事がありました
ちょっと値上げについて書いてみると
値上げの目的として、「排出事業者責任の徹底」と「受益と負担の適正化」
約5割5分の値上げ幅になります
ちなみに現在大阪市では
ゴミ許可業者が排出者から直接料金を頂いて、それを大阪市へ納めるシステムですので
行政マンが直接市民であるお客さんの嫌言を聞くことは全くなく
我々許可業者が矢おもてに立ち、交渉します
取引先の民間企業で誰が値上げをこの時期に了承してくださるのでしょうか?
大阪市へ支払うゴミ処理手数料が今まで一か月100万であると
来年から約150万になります
誰がこの50万円を吸収するのでしょうか
(月給でいうと2人分くらい)
排出者責任?受益と負担の適正?
言っていることは正論ですが・・・
責任はいつも民間企業です
今回、市環境局担当者は「これまでに周知・説明を行うことで一定の理解が得られたと思う。今後ともごみの減量・リサイクルをより一層推進していただくよう理解とご協力をお願いいたい」とのこと
ん?
「理解が市民から値上げの理解が得られたと思う」
誰が理解したのでしょうか?
「これまで周知・説明を行いました」
周知のビラや市政だよりはこの9月になってから・・
これは横暴です
許されるのは日本が平和だからでしょう・・
とにかく黒字経営が経営者の宿命だとすると
本当に官僚に足をすくわれます
紙一枚で5割の値上げをしたり、震災を理由に税金を10%も上げたり・・・
本当に民間企業の経営者の気持ちになってほしいと思います
真面目にやっているのが本当にバカらしくなります
本当に官僚や政治家の方々は会社経営は簡単で
儲かると思っているのでしょうか・・・
どんな想いで黒字をだしているのか・・
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2011年09月22日(木)更新
仕事と人生を繋げる
「顧客満足第一」といっているある社長さんの会社へ訪問すると
工場に「安全第一」、しまいめには「品質第一」と書いてある看板を目にしました
「一体何が第一」なんだろうと思いながら
自分の会社に鑑みてみると・・・
確かに僕も社員に
「安全第一」だと言ってみたり
「お客様が大切」だと言ってみたり・・・
ブログでは「社員が大切」だと言ってみたり・・・
ぶれている・・
と思っていた時に
先日「日本でいちばん大切にしたい会社」の著者の坂本光司氏の
講演が取引銀行の朝食会でありピンときた言葉を頂きました
先生曰く
「経営とは会社(組織)にかかわるすべての人々の永遠の幸せを実現するための活動である」
そして「常に5人の幸福を念じその実現を図らなければならない」
とあり
その5人とは
「社員とその家族」「下請け企業など社外社員とその家族」「現在顧客と未来顧客」
「地域住民」そして「株主・出資者」
そして特に重要なのが「社員とその家族」
その考えが僕にはフィットしました
ただ
社員の幸せの実現を目標にするのはいいのですが
一体社員の考えている幸せとは・・・
聞いてみたことない・・・
僕が考えているのとひょっとしたら違うのでは
と思って
まずは
若手の(株)ジェイブリッジで全体会議を行い
「なぜ仕事をするのか?」
「君たちの幸せって何?」
について3時間近くみんなで話合いました
まとめてみると
「何故仕事をするか?」の問いには
会社にもまれて自分を成長したい
老後のため
自分へのチャレンジ
男の宿命
生活のため
金
仲間づくり
自分の夢
などなど
「自分の幸せって?」の問いには
家族といるとき
ゆとりがあるとき
御客さんから喜ばれたとき
リラックスしているとき
仲間といるとき
笑っているとき
健康でいる
笑って前を向いて進んでいるとき
支えてもらっているとき
マラソン完走
誰もいないとき
金に余裕があるとき
6時に帰って家族とゆっくりするとき
バイクをいじっているとき
できると思ったとき
などなど
8人の社員・バイト達と話合った結果
こんなことを気づかされます
「自立」(自分ができるとおもうこと)
「調和」(周りが仲間だとおもうこと)
「自由」「ゆとり(豊かさ)」「徳(貢献)」
そしてまず自分がすることは
社員のその「幸せ」にむかって彼達の「仕事」と「人生」を繋げる
だと思いました
この写真は弊社女子チームで
あるパーティに行った時の
記念写真です
夫婦の中に割り込んでいる人もいますが
女性は自由でいいと思います
こんな楽しい時間をもっと一杯つくれたらいいと
思います
これからは女性の時代ですね
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2011年09月21日(水)更新
結婚16年目
結婚16目の記念日で神戸に行ってきました
義理の父の事もあり一泊旅行はと思案していましたが、ちょうどホテルのタダ券を
もらったこともあり近場の神戸で宿泊して観光しました
一泊すると早朝に異人館を散歩できたり、一日が長く感じられ
その後丹波篠山へ行って地元の味を舌鼓をうち、ゆっくりできました
最近重目のブログが多かったので
ライトなブログにしてみました
結婚て本当にいいものだと改めて思った一泊二日の旅でした
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2011年09月13日(火)更新
東北へ行ってきました
書きたいネタは満載のですが
なかなか時間がとれず・・・
一週間のご無沙汰になります
さて昨日まで東北は平泉にある世界遺産の毛越寺で行われた
僕は世界一のジャズバンドと思ってやまないカウント・ベイシー・オーケストラの東日本大震災
復興支援コンサートへ行ってきました
本当に素晴らしい感動の2時間であり、お寺の幻想性と彼らの熱いハートの演奏がマッチして
僕の生涯行ったライブの中で最高のものでした
自分のどうしてもしたいことの一つが叶った幸せな一日でした
しかしながら震災後初めて津波被災の海岸線へ行くと、別世界・・・
20分前にタクシーに乗った町とは雲泥の違い・・・
何もない・・・
本当に何もない・・・
こうも違うものか・・・
全てを失われた気持ちってどんなんだろう?
言葉を失いますが
20分離れた町では普通の生活があって
もちろん自分も同じ日本で大阪で普通の生活もしている
そしておまけに自分は幸せの復興ライブ・・・
これって何なんでしょうか?
いいのかな?
自分のできることは?
と思いながら
昔、日本青年会議所に所属時
パキスタン大地震で被災された人々を支援する委員会で活動した事があり
その時
パキスタンから来られた方がおっしゃってられた事を
思い出しました
「遠くの人々が私たちの事を、忘れずに思ってくれるだけで本当にありがたい」
今回の被災者の方々へも
ボランティアへいくこと、義捐金をだすことももちろん大切ですが
絶対に忘れない事も大切だと
改めて思います
本日、弊社会議を行って同じことを思いました
「無関心は罪」
どんだけ間違っていても、下手でも一生懸命に人にトライしている人は素敵です
どんだけ正しくても、上手でも無関心はちょっと辛いです
その場で自分のできることを一生懸命するだけでまずはいいと思います
そして自分は「会社経営を通じて社員やその関係者を幸せにする」
ということを決めているので
あまり状況にもぶれなくなりました
そして同時に去年亡くなった実父と余命6か月と宣告された義父の事をよく思い出します
義父から最近よく学ばさせて頂いています
命とは儚いもの
でも生かさせているのものだとよくよく実感します
こうなると命が与えられてるうちに思い切ってやりたい事
をするのがいいのかな
って思ったりもします
どうせみんな「死」があるのだから
2011年09月03日(土)更新
命について
現在、東京国際フォーラムで東京JAZZが行われていて
本日、僕の一番好きなカウントベーシーオーケストラの演奏があったのでどうしても行きたかったのですが
ノロノロ台風が来ていて、もしもの事故に備えて残念ながら今回はパスしようかな
昨日、思っていたところに
義理の父の病の状態が思わしくなく余命宣告をされたとの事や
その上、遠い親戚ですが、同じ年の女性が急性白血で急逝し、本日お葬式をいうことに
なったりジャズどころではなくなってしましました
しかし命について考える事ができ感慨深い一日となりました
人間には寿命があり、自分は生かされている
命は自分のものと思ってはいけない
と改めて思いました
と同時に
最近自分に執着というのがないなぁと思ったりしています
というのは
父の死より「死」ということが自分に近くなり
あまり怖いものではなくなってきました
そして大震災・・・
なので、今回一連の事も、寂しいとか悲しいとかの気持ちはありますが、
自分に置き換えると怖いとかどうしょうかという観念はありません
「余命6か月なら何をする?」
という質問などよくされますが
僕は「今のままでいい」といつも答えます
夜は妻の手料理を食べて会話をしてゆっくりして、朝は散歩して自然を謳歌して、
会社へ行き、会社経営の将来についてあれこれ考え、お客さんと会い、会話をしたり交渉したり、
そして社員と今日あったことやこれからどうするなど会話をするなど、
会社経営、商売を真摯に考え、実行する
時間を作ってはサックスの練習や英会話をして、たまにセミナーへ行ったり
サックス演奏、飲み仲間と息抜きをする
休みの日は妻と一週間のあったことをお互い話しながら郊外のカフェと日帰り温泉にいく
まとまって休みがとれる時は仲間とスキューバーダイビングへ行ったり・・・
こんな日常が幸せで好きです
なので特別なことはしたいとは思いません
だからもし余命6か月でも
東京JAZZを見に行くことはなく、お葬式に出席したり、御父さんが大変な妻の話を聞いたり、
台風に備えて会社にいる
選択をすると思います
面白くない人といわれようと・・・
真面目といわれようと・・・
自分は真面目で面白くないかもしれませんが
それが自分の生き様です
最近、自分の葬儀の際、たくさんの人に来てもらって、どんな事を言われるかとかも
興味がなくなっています
ただ自分の生き様や、生きてきた証が伝わってくれる人がいて
影響を受けてくれて、もしも人を残すことができれば
幸せかもしれません
- 第13回社内木鶏全国大会にかける思い [10/26]
- 創業の原点 [10/08]
- オーストラリアで学んだこと [09/04]
- フラフ工場完成 [08/06]
- 師資相承 [08/05]
- 入社の決め手 [05/09]
- 本物の生き方とは [03/07]
- 大谷選手の名言の裏側 [02/29]
- コミュニケーション向上 [01/25]
- 安全優良職長厚生大臣顕彰を頂きました。 [01/17]
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