大きくする 標準 小さくする

2020年05月19日(火)更新

経営の本質

資金難になったので
カンボジアの事業や片づけ名人など幅広く行っていた事業を
一旦ストップ
産業廃棄物処理に絞って経営を行いました。

また朝礼、終礼を毎日行い
社内木鶏会だけでなく、早朝勉強会週4回、
コニュニケーションをよくしていき

経営計画書を作成して
環境整備の3S活動を徹底的に行って
ベクトルを合わせるため社員教員に力を入れました。

その結果、翌年に廃プラスチックの中国の輸入禁止、
台風や地震など自然災害の外部要因も
重なり経常が黒字化して
経営危機を脱しました

「経営はなまもの」
油断するとたちまち傷む

「中小企業と屏風は広げ過ぎると倒れる」

結局は
「謙虚にして驕らず」

父が亡くなって
経営者になり10年経ち
実感しております。

今後は500本以上のブログのおかげでセミナー講師をさせて頂き
その経験を活かし環境コンサルタントを育成し
災害が多い時代にお役立ちできるBCP策定できる企業
になりたいとも思っています。

働き方については
定年になった社員が定年後も安心して
弊社で働いて頂け
昨年は有休消化率が50%も超え
離職者もこの一年ゼロになりました。

次は年間休日、平均年収が業界一になり、
社員は「ゴミ屋」という言葉に誇りを持つのは
むつかしいかもしれませんが、地球環境をよくして
持続可能な社会を創る貢献をする事で誇りを持ってもらい

「働きがい世界一」を目指します。

2020年05月08日(金)更新

いい会社をつくりましょう

弊社の社是は
「いい会社をつくりましょう」





お客様に喜んでいただく会社にする。
人間関係のいい会社にする。

そのために
社員一人ひとりの人間性を高めるのが
 一番だと思い

致知出版社の「致知」という人間学を学ぶ雑誌を使って
社内木鶏会を始めるようにいたしました。

廃棄物処理業の会社、特に弊社みたいな会社で
人間学の勉強会とは
夢みたいでキックオフ時は感動して
全員の前で泣きました。

しかし共感してくれる社員もいれば
??の社員もいたり
あからさまに反対社員ももちろんいました。

木鶏会導入には妹の反対が一番ありました。

「この人大丈夫か?頭狂ったんとちゃうか?」
という不安からだと思います。​

しかし共感してくれる社員のおかげで
続ける事ができ

今現在でも任意参加ですが
土曜日の終業後にも
かかわらず出席率85%を超える時もあり
本当に社員にありがたいというしかありません。

そして一番反対していた妹も
この7年間無欠勤です。
本当に感謝です。

しかし当時は
本当の組織づくりには程遠く

幹部社員とのもっと対話が必要と感じて
一泊の「幹部合宿」を行いました。

その時初めて腹を割ってくれた幹部から出た本音が
「結局社長は何がしたいのですか?」
「人間関係のいい会社を作りたいのか?儲かる会社をしたいのか?どっちが大事ですか?」

「どっちも大事」

と答えてもあまり納得する顔ではありませんでした。
社員の一番の関心事は給料であり、
そのために利益を出さないといけない。

しかし利益を出していないのに
勇気だけはついて楽しそうな私に
不満であったと思います。
(後で聞いた話ですが幹部の奥さんからの質問だったらしいです)

木鶏会のおかげもあり
社内の人間関係は良くなりまた売上も上がりました。
が、利益が上がらない。
お金がない・・こんな悩みを毎日持っていました。

 

 

2020年05月01日(金)更新

カンボジア事業スタート

7年前40代半ばで頭も心も体も充実してきた
私は新たな挑戦へ向かうことにいたしました。

そして此花区で800坪の土地を落札致しました。

しかし産廃許可取得の兼ね合いで前に進むことができず、
その間も家賃を一年以上払い続けていました。

焦った私は日本では廃棄物、まだ使える家財道具をカンボジアへ
空いてる土地を使って輸出するという事業を始めました。

元々銀行時代はトレードファイナンスの業務をやっていて、
いつか貿易業もしたいと思っていたので「J-PORT」と名づけ
定款にも入れてましたのでスムーズにいきました。

輸出だけはしていては
廃棄物を海外へ出しているだけ
無責任と思い、
現地にリサイクルショップをつくり売り切るまで
やろうと思いました。

既存社員がスタートアップしてくれて
その後1年間友人の弟が現地責任者としてやってくれました。
現地の社員を20名雇用、
みんな初めての挑戦でわからないことだらけでしたが
一生懸命やってくれました。

ただ業績は赤字でした。

カンボジア事業を始める前
「カンボジア人よりカンボジア在中の日本人にだまされる」
という話を聞いてました。

本当に騙されもしました。

しかし父との話を思い出して
「信頼」を一番大切にカンボジアでも商売を行うことだけは
きめてました。

「信頼をつなげる」

をぶれずに続けていくと利益を唆す
日本人はあきれて離れていき
カンボジアのスタッフ
とはいい関係が作れました。

本当に信頼を基に誠実に人と接する事は
世界共通で通用すると再確認しました。





 

会社概要

昭和29年創業 平成7年法人化

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個人プロフィール

趣味 旅行、サックス、ダイビング

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